食い倒れの旅札幌③ すし「空海」♪

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ジンギスカンを食べた後は、ジェームスに頼んで「六花亭」に寄って貰い、不在中留守番を

してくれている孫達へのお土産をまとめ買いしてから、

ホテルにチェックインしました。

ジェームスとは午後の7時までのお別れです。

ホテルはいつものオークラ札幌。

今回はシングルユースでの予約でしたが、求めに応じて会員証を見せると、

ツインの部屋にアップグレードしてくれました。

ちょっとしたことですが嬉しいサービスでした

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ホテルでは暫し休憩しながらジェームスがやって来るのを待ちました。

もちろん、その間は何も食べていません

そして、午後7時少し前にホテルのロビーに降りてジェームスと合流すると、

近くにあるすし「空海」へと向かいました。

すすきのでは、お鮨は長年「かんの」に通っていたので、

「かんの」以外の馴染みはないため、

「かんの」が当然ながら僕に断りもなく突然店を閉めてからというもの、

再び新規を開拓する気にもならず、

ジェームスが辛うじて馴染みだという「空海」に落ち着いたような次第です。

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このお店にはお客さんがらみで3度ばかり来たことはあるのですが、

最後に来てから6年ばかり経っており、

僕もいつも見慣れた背広姿でもなかったため、

この夜は、僕はジェームスの連れて来た一見客を装うことにしました。

前置きはさて置くとして、用意されたカウンター席に座ると、

先ずはジェームスとサッポロCLASSICで乾杯です

元々サッポロビールの好きな僕ながら、

サッポロは市場でアサヒや麒麟に惨敗しているから、

置いている飲食店は少なくて、久し振りに飲みました

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さて、最初は刺身から。 

担当のまだ若手の板さんに、おまかせでお願いしました。

つきだし代わりは和蛸でした。

この和蛸、当時本土では珍しかったので、

二条市場で買って帰ったことがありました。

まだ若い頃の話ですが、実際に料理しようとすると

大き過ぎる上に明石の蛸に慣れている身には美味しくなくて、

処置に困ったことを思い出します。

そんな印象が気持ちに出たのか、写真の撮り方もぞんざいになりました。

しかし、その次に出て来た小さな毛蟹のつきだしは気が利いていました(冒頭の写真)

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お任せの刺身は、マグロの赤身とトロと牡丹海老から。

真っ先にトロを出すなんてどうなんでしょう?と思っていたら、

間を置かず、いろんな魚や貝を切ってくれました。

このお寿司屋さんは、食べ終える前に次々と並べてくれるスタイルです。

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ふと見ると殻付きのふっくらとした牡蠣があったので、

「その牡蠣頂戴」と板さんに声を掛けました。

厚岸の牡蠣だそうです。

生牡蠣の嫌いなジェームスはパスしました。

きっと生牡蠣でひどい目に遭ったことがあるのでしょう。

こんな旨いものをパスする人はきっとそうだと思います

僕が牡蠣を食べるためにわざわざ厚岸まで行ったことを

ジェームスが板さんに話しました。

するとその話で、一瞬だけ場が盛り上がりました。

2つともあっという間に食べてしまいましたが、美味しい牡蠣でしたよ。

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さて、その間も、板さんがつぶ貝、北寄、ホタテと継ぎ足して行きます。

この北海道の代表的な貝の刺身は、

味わうというには小さ過ぎて、それがかなりの残念でした。

でも、まあ、僅かばかりの満足感はありました。
  
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ビールを飲み終えたので、冷酒に切り替えました。

お任せで頼んだ冷酒は増毛の「国稀」。

やや甘口の日本酒ながら飲み易く、フルーティーな味がしました。

でも、今の僕にはこういう冷酒は腰に来るから危険なので、

飲むのはもっぱらジェームスに任せて、

僕は食べる方に専念するのです。

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ジェームスと、昔話をしていると、

板さんが、「空知の蝦蛄だ。」と言って大きな蝦蛄を剥いてくれました。

見た目は何だかヨレヨレです。

ジェームスは「蝦蛄はこの歳になるまで食べたことがない。」と言いながら、

これは拒否せずに食べました。

それにしても、空知の蝦蛄って、何処の海の蝦蛄なのでしょう?

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アワビも切ってくれましたが、これもペラペラでした。

でも、僕は一見客を装っているから、「もう少し分厚く切れ」なんて言えません

まあ現役の頃なら、一見であろうが何であろうがはっきり言ったことでしょうが、

漸く大人になったということなのか、拘ることに疲れたのか?(笑)

まあ、いいかと思って食べました。

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そんな気配を察したのかどうなんだか、

板さんが、「これは自家製の、処理をしていない生です。」と言って

生数の子を出してくれました。

確かに色あいから、普段食べている数の子とは違います。

ジェームスはこれも嫌いだからと言って断りました。

なんでも、若い頃に家族で元祖にしん蕎麦の「二葉」に行って

食べたお蕎麦の鰊に当たってお腹を壊したそうで、

それ以来、鰊に係るものは食べないんだとか。

意外と執念深いやつだと驚きました(笑)

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海水ウニも出て来ました。 根室だそうで美味しかったです。

こちらの大将は「寿司田」の出身で、僕が北海道を統括するようになって

まだすすきのに慣れない頃によくジェームスと通った

「寿司田」系列の上位店「古径」に勤めていたことがあるというから

ネタの良し悪しや産地には拘りがあるのでしょう。

目利きという意味では、なかなかのネタを出してくれるのですが、

惜しむらくは、「空海」は僕のランク付けでは大衆寿司店なので、

そう値段は取れないのでしょう。

ネタが薄いか、少ないというのが泣き所です。

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ジェームスは「お腹が一杯だ」と言って途中で刺身を断り、

冷酒をちびりちびりとやり始めました。

お昼のジンギスカンが余程堪えているようでした。

そういえば、僕もそろそろお腹が一杯になって来たので、

鵡川のししゃもが出て来たのを機会に、にぎって貰うことにしました。

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僕がにぎって貰おうとネタケースの中を指さすと

それはにぎりのネタじゃなく、北寄の貝柱とヒモの燻製だったようで、

板さんが、「食べますか?」と言いながら盛ってくれました。

これは珍味というか、お酒によく合うアテでした。

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さて、にぎりはイカと赤貝のヒモとつぶ貝を注文しました。

ジェームスにも食べるように言うと、何か1カンだけ頼んでギブアップです。

僕の方はというと、赤貝のヒモを頼んだのに赤貝が出て来たので、

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改めて赤貝のヒモとイクラを注文しました。

やっぱり札幌に来たらイクラは食べておかんとイカンでしょう。

赤貝のヒモは、どこで食べても美味しいです。

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結構いろいろ食べましたが、

いつもより食べないうちにお腹が一杯になってしまって、

にぎりも5カンだけで終わってしまうことになりました。


まあ、5カンで充分だという意見もあるでしょうが(^^;

今度はいつ来られるか分からないから、もう少し食べたかったけど、

まあ、年相応に食べたからと自分を納得させて、

お勘定をお願いしたら、「是非仕上げの味噌汁を飲んで行って下さい。」と、

マイルドな味噌汁を出してくれました。

こういう味噌汁は家庭ではなかなか味わうことが出来ません。

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ということで、大満足とは言えない、いろんな思いが交錯したけれど、

札幌でしか味わえない北の海の魚貝を楽しむことが出来、

思い出に残る夜となりました。

これから、さらにすすきのの夜を楽しみます。



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