鮨「魚助」でご馳走になるの巻♪

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別に団塊の世代だから勝ち負けを競ったという訳ではないのですが、約束の時間の10分前に鮨「魚助」に着きました。晩秋の夕方5時半前の「魚助」はこんな感じに暮れなずんでおりました。

まだ開店前の「魚助」の玄関を開けると

ちょっと遠慮がちに「こんばんは」と言いながら

お店の中に入って行きました。

冷蔵ネタケースの上にはまだ白い布巾が掛かったままです。

僕は先日貰ったツバスのアラ煮のタッパを店主殿に返すと

りうさんの到着を待ったのです。

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この日は予約の席がもう一つ用意されていたので、

「東京からの常連さん?」と店主殿に訪ねると、

近所の常連さんの予約なのだとか。

すると間もなく玄関が開く音がして、りうさんのご来店です。

と言うことで、早速取り敢えずのビールでして

りうさんの初「魚助」は始まりました。

最初のつきだし代わりはアワビから。

トコブシ紛いと言った方が相応しい小さなアワビでしたが、

ここは店主殿に敬意を表してアワビと言っておきましょう

「魚助」らしい柔らかく煮込んだアワビでしたよ。

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そして、矢継ぎ早に自家製のイクラの醤油漬けが。

今年のイクラは数も少なく、値段も高騰していることもあるのか

店主殿は今の時期の秋鮭イクラしか扱わないと

自分を納得させるように話すと、

「今年はこれが最後です」と言いながら、

普段は穴子で〆るのに

最後にはイクラの軍艦を巻いてくれました。

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そして、ミンククジラのお刺身が。

僕なんかは鯨肉がこの世で幅を利かせていた昭和40年代に

大阪の鯨専門店「みなと家」でシロナガスクジラの尾の身やら

はりはり鍋をこれでもかと言うくらい食べていた世代だから

口幅ったいようですが、こんなミンクじゃもの足りはしないけど、

今は鮮度の良い鯨肉自体が珍重されるの時代だから

そんな思いはおくびにも出さず、有り難く戴きました。

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さて、ビールはあっという間になくなって、日本酒の時間です。

りうさんも日本酒飲み比べを楽しみにしておられらたはずなのに

この時はまだ知らなかったことですが、

この夜、「魚助」にはこの美丈夫しか置いてなかったようで

誠に申し訳ない不首尾となりました

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そんなことで、お代わりはまた美丈夫となる訳ですが、

酒より丹精込めて用意した料理を食べてくれろとばかりに

店主殿ご自慢のミナミマグロのづけのたたきを出してくれました。

僕は生憎づけの旨さは分からない人なので、

ペロリンコンと食べてしまいます。

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そして、たち。鱈の白子です。

やっぱりこれもツルっと一口で口に含むのが通の食べ方です。

感心するほど美味しかった訳じゃないのは、

やはり京都と言う地方卸売市場からの仕入れの限界で

鮮度の問題なのでありましょう。

しかしポン酢は美味しかったのでありますよ

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そしてひらめの昆布〆とツバスの切り身が。

隣りのりうさんがヒラメをお箸に挟んで写真を撮っておられたので

なるほどな、と思って僕も真似してみましたが

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ご覧の通りのピンボケでした(^-^;

そうそう、この少し前にご近所の常連さんが女性を伴って

カウンターの隣席にお座りになりました。

聞くとはなしにそば耳を立てていると、

同伴の女性はモンゴリアンなのだとか。

そう言えば花見小路では、僕が退職する一年前くらいから

これまで全く見掛けなかったモンゴル人の女性を

急に見掛けるようになりました。

台湾小姐、フィリピーナ、大陸小姐、ロシア人と変遷して来た

花見小路の外人勢力地図は、

今はどのように変わっているのでしょう?

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この車海老は美味しかったなぁ

北海道の人は海老を生で食べないで茹でるなんて

信じられな~いと仰るけれど、

この茹でた海老の美味しさが分からないなんて

信じられな~いと言った美味しさでした(笑)

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所沢の名店「告膳」で車海老は食べ慣れておられるりうさんも

この車海老は絶賛です

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さて、20時には新幹線に乗らなければならないりうさんに

残された時間は多くはないので、

この辺りから寿司前からにぎりに切り替わりました。

ここで新手の常連客が玄関を開けて入って来ましたが

豪気な店主殿は席はたくさん空いているのに

「ネタがもうない」と言って体よく追い返しました(@_@)

やはり商売っ気に勝る職人気質の持ち主なのでしょう。

変なところで感心です。

そんなことで始まったにぎりのトップはみなみまぐろ。

こちらのにぎりにはすべてタレが塗ってあります。

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そしてイカ。これは塩が振ってあるのですが、

透明度や美味しさの点では青森の「天ふじ」級でした

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そしてづけマグロ。

店主殿はどうしても自慢のづけを食べさせたいようです

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他の銘柄の日本酒はないと言うので、

躊躇しているように見えたりうさんに、焼酎を飲みましょうと

半ば強引に「和助」のロックに変えました。

この「和助」は鹿児島産の芋焼酎でした。

ここで鹿児島の天文館では高級クラブでも芋焼酎を出すと

40年も前の思い出話をひとくさり(^-^;

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煮ハマグリはやや濃い味付けで、関西の薄味とは

いささか異なりますが、これがまた魚助の味と言うべきか

なかなか上品に仕上げているのです。

このハマグリの味付けも店主殿熟練の技なのでしょう。

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そして穴子。これまた店主殿ご自慢の一品です。

この日は結構真剣勝負でにぎってくれたようで

用意したネタも「魚助」としては粒ぞろいでした。

りうさんが東京からと、言うこともあってのことなのでしょう。

江戸前とは言いながらも、手を加えることによる美味しさという

京風を意識したにぎりがことさら多かったように思えました。

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さて、普段ならさっきの穴子で〆のはずが、

更に如何にも北方海域産という濃い色をした

ウニの軍艦巻きが供されました。

やはりこういう色のウニは

「ウニを食べた!」って気分にさせてくれるから嬉しいです

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そして、りうさんが是非にと所望された

先ほどつきだしで食べた車海老のにぎり。

如何にも身が詰まっていると思わせるシコシコとした食感で

小振りながら、実に旨かったです

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そしてイクラの軍艦巻きがこの夜の最後の最後として現れました。

写真を撮っている間にイクラの山が崩れて行くという

づけたっぷりのイクラでしたが、

いやはや美味しかった♪

夜の魚助は昼と全然違う良さがありますな

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「そろそろ新幹線の時間が...」という頃合いになったので、

「魚助」のお勘定はりうさんにご馳走になって、

玄関で1枚「魚助」来店記念の写真を撮ると

川端通りでタクシーを拾って一緒に京都駅まで戻りました。


りうさん、この3日間実に楽しかったです。

久し振りにたくさん遊びました(笑)

これに懲りずにまた来て下さい。

僕も機会を見つけて東京に行きます。

どうもごちそうさまでした

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