明石「菊水鮓」の明石もの♪

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ここのところずっと行きたいと思っていた明石の「魚の棚」へ久し振りに出掛けました。因みに最近遠出したいと思っているところは能登半島と木曽路です。それは兎も角、折角明石まで

行くのなら、まともなお鮨を食べなくちゃと心に決めて

先ずNaviを「菊水鮓本店」にセットしてから家を出ました。

しかし、明石に着いて「魚の棚」の向かいの駐車場に車を止めると

実際に入ったお店は「本店」の近くにある同じく老舗の「菊水鮓」。

このお店に入るのは初めてのことでした。

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玄関の開き戸を開けて中に入ってみると、

カウンター席には常連らしき有資産階級っぽい老夫婦が

板さんと寿司ネタ談議を交わしながら鮨を摘んでおりました。

テーブル席にも常連さんらしい人達が。

店内には壁に貼られたお品書きはありません。

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空いていたカウンター席に腰を下ろすと、

僕も有資産階級の老夫婦と同じようにお好みで食べようかなと

ちょっと注文を迷っていると、

女将さんらしき人がお品書きを持って来てくれたので、

「14時まで限定特別盛り合わせ」という安もののセットものを

注文することに決めました。

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この安もののセットものは嬉しいことに

明石港に揚がる所謂「明石もの」がセットに入っておりました。

それが「特別」なのか、値段が特別なのかは分らなかったけど

お昼に明石で食べるには相応しい内容だと思いました。

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先ずは目の前で職人さんが作ってくれた穴子の押寿司が

直接カウンターの上に置かれました。

よく見ていると、この僕の目の前にいる職人さんは

穴子の押寿司ばかりを幾つも幾つも作っておりました。

余程注文が多いのでしょう。

押寿司が置かれると、すぐに女将さんが穴子寿司用の

取り皿を用意してくれました。

こういう気配りは付け焼刃では出来ないものなので、

この時点で僕はこのお鮨屋さんが好きになりました。

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その後明石の鯛、鯵、そして穴子巻きと続きます。

僕は明石の魚には格別の思い入れがあるので実に美味しいです。

にぎりは1カンずつですが、弱めに酢を効かせたすし飯を含めて

その美味さ加減は悠々合格の味でした。

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また、常に江戸っ子を気取っている僕がお箸を使わずに

にぎりを摘んだ指をおしぼりで拭いていると

すぐに女将さんが濡れた布巾を差し出してくれました。

並みの回転寿司では、なかなかこうは行かないものです(笑)

さて、明石の蛸と梅肉がちょこんと乗った鱧を食べ終わると

すし職人さんから、これで一応終わりですと

特別盛り合わせの終了を告げられました。

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ふと厨房の小窓を見ると「土瓶蒸し」と書いた半紙が下がっていたので

ちょっと遅きに失したなと思いながら女将さんに土瓶蒸しをお願いして、

それから淡路のウニと、

明石なら食べておかなければ悔いの残る蒸し穴子のにぎりを

更に追加で注文して、土瓶蒸しの出来上がるのを待ちました。

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淡路のウニは時期がありますが、北海道の味の濃いウニと比べて

あっさりとした淡白な味が持ち味です。

どちらが美味しいというものではないながらも

明石まで来て淡路のウニを見掛けたら淡路のウニは外せません。

蒸し穴子も、もう2~3カン続けて食べたくなるような美味しさでした。

次に来た時にはきっとそうすることでしょう。

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にぎりを食べ終わって暫く手持無沙汰に待ってから

土瓶蒸しが出来上がりました。

松茸はカナダの香りがしましたが、酢橘を垂らして飲むお出汁は

やはり正統派のお鮨屋さんらしい素晴らしい出来栄えでした。

中華料理でもそうですが、やはり基本は出汁の味です。

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そんなことで、久し振りに満足のひと時を味わうことが出来ました。

明石でお鮨、いいですなぁ。

全部美味しかったし、見た目もとても綺麗でした。

このお店、きっとまた来ると思います。

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