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zoom RSS 直違橋の食堂「大鶴」♪

<<   作成日時 : 2017/12/25 00:00   >>

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僕の父は美食家ではありましたが、僕と違って自ら厨房に入ることは全くなかった人でした。だから母が外出している時は昼食も夕食も食べずにじっと母の帰りを待つという

僕には理解し難い人でした。

そんな父も母が泊りがけで旅行に出た時などは

さすがに何も食べずに過ごす訳にも行かないので、

自宅の近くにある本町街道沿いの食堂「大鶴で」

店屋物の出前を取っていたようです。

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そんな35年も前の話を思い出した僕は

たまたま母と2人でお昼時に「大鶴」の前を通った日曜日。

母に「父がここの出前を取っていたの知ってる?」と話すと

ちょっと懐かしさも感じて、お店の前に車を止めました。

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母を連れてお店の中に入って行くと、

応対に出たご主人に「お店の前の道路に車を止めたけど」と

断りを入れました。

するとご主人は「大丈夫でしょう。たまに警察が見回りに来るけど」と

といい加減なことを仰います

取り敢えずは母は麺類だと思ったので、

ものすごく品数の多いメニュー表を見せて「何がいい?」と尋ねました。

すると母は細かい字のメニュー表を見て面倒くさくなったのでしょう。

「何でもいい」と、傍で注文を取っているご主人に失礼なことを仰いました

そんなことで、食べ易そうな刻みきつねうどんを選んであげると

僕は例によって海老天ぷらうどんと、

ちょっと食べてみたくなった牛スジ玉子丼を選びました。

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上海の東亜同文書院大学を卒業したあとも

ずっと上海暮らしで、母と結婚してから数年経って

赤紙がから届いて徴兵された時も

中国語を流暢に話せるので特務機関に配属されて、

終戦まで軍服を着たことがなく、

背広姿の懐にピストルを忍ばせて過ごした父は

古きよき上海の中国料理やフランス料理に堪能で、

母が作る料理でも決して美味しいとは言わなかった人だけに

好んで出前を取っていた「大鶴」の味はどんなものなのか?と

以前から気になっていたのです。

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しかし驚いたことに、うどんも牛スジ玉子丼も塩気が強過ぎて

そんなに美味しくはありません。

父は窮余の果てにこんなものを食べていたのかと

お店には失礼ながら気の毒になってしまいました。

この塩気が災いして、

35年前に68才の若さで亡くなってしまったのかと思うと残念です。

「大鶴」のご主人、冗談ですよ(笑)

まあ、それは兎も角、父がこういうものを食べていたとは意外でした。

でも、母にはよい追憶の時間になったかも知れません。

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余談

父と母の結婚式の写真です。

因みに父はラグビーのオールジャパンのメンバーで

スリークオーターバックを担当していました。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
お腹空いた時、自分で作ると思いつくかどうかかなと思ってるワタシです!ワタシは思いつかないタイプでして(汗)たとえ思いついて台所立っても、何をどうして良いかわからなかったと思うし、お父様もそんなところじゃないかしらん☆エリートのお父様とこんなグータラ主婦の私を一緒にされて、お父様も憤慨されてるかもだけど♪お母様、今はもうしんどいかもしれないけれど、思い出のある上海にたまに行きたくならないかしら?クリスマスおめでとうございます㊗今日中にははブログあげます〜〜♪
こりす
2017/12/25 05:18
お父様は、男子厨房に入らずの時代の方だったのでしょう。厨房に入ったほうがよっぽど面白かったのに、チャンスを逃してしまったのですね。
美食家のお父様が注文されたお店で、今食べてみてそれほどでもないということはお店の味が変わってしまったのでしょうか。それとも世の中の流れというか、最近は薄味が一般的になったということなのでしょうか。
そちらは今日はメリークリスマスなのですね。こちらは明日です。(笑)
櫻弁当
2017/12/25 13:15
こりすさん、メリークリスマス
それってもしかしたら自慢ですか?(笑)
父はやっぱり明治大正の日本男児だったのでしょうね。
しかし、ご飯の時間が来ても何も食べないというのがすごいです。
母はそう言うノスタルジーは全然ない人なので、妹から誘いを何回も受けていたのに結局行かず終いでした。
ブログ、今から拝見しますね

2017/12/25 19:33
櫻弁当さん、父はかなり封建的な家に生まれたので、そんなことはとんでもなかったのでしょうね(笑)
そうそう、僕なんか自分で作った方が美味しいと思っているので、結婚当初から気が向けば厨房に立っていました。
父が出前を取っていたお店は代変わりしていたので味は当時と変わっているかも知れません。
でも、近くに出前の出来るお店がなかったから、仕方なく我慢していたというのが本当のところでしょう。
今日はクリスマスですが、夕食は鰤大根と生ハムのサラダでした(笑)
そちらは七面鳥なんかでお祝いするのでしょうね。
ブログを拝見するのが楽しみです♪

2017/12/25 19:43
旧世代に属する日本人としては稀有のグルメでいらしたお父様のご贔屓のお店に行ってみたら……
世の中、理屈ではわからぬことがあるようですね。
35年前となると、お店も代替りしてる可能性があるでしょうね。
往時はグルメを唸らせる味だったのでは?
お父様はラガーでもいらしたのですね。
しかも日本代とは。
達さんも体格的には日本代表として充分通用すると思います。
りう
2017/12/28 00:30
りうさん、父は生涯好きなことを好きなようにして亡くなりました(笑)
こちらのお店はおなかが空いてもうどうしようもなくなった時に仕方なく出前を頼んでいたのだと思いますよ。
ラグビーは上海でフランス人や英国人と試合をしている写真が残っています。大柄ではなかったですが100m11秒台と足が早かったので当時は有名だったようですよ。
僕の日本代表といえばお店の悪口でしょう

2017/12/28 13:57
りう
2017/12/29 22:58

2017/12/29 23:31

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