仰天食べ歩き ('-^*)/

アクセスカウンタ

zoom RSS 昔話 「日本人是四個字、中国人是両個字」♪

<<   作成日時 : 2017/10/31 00:00   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 26 / トラックバック 0 / コメント 12

画像
今回は中国人は日本人か中国人かを名前に使われている漢字の数で判断するという話です。さて、杭州での仕事を終えた帰り道、あのニクソン大統領も泊まったという

上海の名門ホテル錦江飯店に宿泊した時のこと。

たまたま週末だったので、週末を北京観光で過ごさないか?と

同行の商社マンを誘うと、

取り合えず上海に詳しい地主階級の王さんの妹とその友達を

護衛役にして中国民航へチケットを買いに行きました。

そこで上海⇔北京の往復チケットを買おうとしたところ、

当時の中国ではまだオンラインシステムが導入されておらず

民航の女服務員同志は「帰りのチケットは北京で買ってくれろ」と

西側では信じ難いことを仰ったのです

画像
南京東路の錦江飯店の自室から望む上海の朝

僕達は月曜日に帰国する予定だったので、

もしものことがあると弱ったことになると心配でしたが、

結局のところ、その時はその時だと割り切って

北京行きの片道切符を買いました。

当時はまだ外国人が自由にホテルを予約出来る時代ではなく

北京空港に着くと、監視役の小役人が指定されたホテルまで

送ってくれる面倒な社会主義的仕組みになっておりました。

あくまでも日中友好のために泊めてあげると言う姿勢で

ホテルと言えども決定権は自分たちにあるということなのでしょう。

さて、冒頭の中国民航上海支店の前に立つ女性は

右手の女性が文化大革命で香港に追われた王さんの妹です。

遠くを歩く地元の人達との服装の違いが際立っているのが異様です。

画像
今のように厳重な警戒ラインのない、のほほんとした雰囲気の天安門広場

そんなことで、北京の訳の分からないホテルに着くと

早速中国民航の支店に帰りのチケットを買いに行きました。

民航の窓口はチケットを求める人達で大混雑していました。

1時間ばかりも並んで漸く僕の番が来たので

売場のおばちゃんに北京→上海のチケットを求めると、

航空券を買うなら会社の証明書を見せろと、

訳の分からないことを仰いました。

画像
北京からタクシーに乗って遊びに行った万里の長城

「僕は日本人だ。会社の証明書なんて関係ないだろう」と抗議しましたが

おばちゃんは申込書の氏名欄を鉛筆で押さえながら

「日本人的姓名是四個字。中国人是両個字!」と仰って

僕の名前は2文字だから君は中国人だと言い張ります。

「バカ言っちゃいけない。名前が2文字なのは僕のせいじゃない

文句があるなら親に言え」と食い下がりましたが

もうこうなったら意地でも売ってくれないのは分かっているので

「なんちゅう国だ」と思いながらも、

仕方なく唯一僕が日本人であることを証明できるパスポートを

ホテルまで撮りに戻って、もう一度長い行列に並び直したのです

後で分かったことですが、

この時期の中国では飛行機をハイジャックして

台湾や韓国に逃亡する亡命事件が頻発していたので

中国人が航空機のチケットを買う時は会社の証明書が必要に

なっていたようです。

しかしまあ、理由はともあれ

日本人か否かを漢字の数で判断する単純さには驚きました。

画像
北京飯店にて 学友の石原君(左)と

中国は今でも相当酷い国ですが、あの頃も今と少しも変わりません。

しかし、この時思い切って片道切符で北京に行ったお陰で、

当時日鐵商事の北京駐在だった学友の石原君に会うことが出来、

天壇や天安門広場、故宮博物院、それに万里の長城にまで

足を伸ばすことが出来ました。

しかし今思えば、当時の北京は分相応ということを知っていて

誠に長閑なものでした。

そんな時代の北京を知っていることも、ちょっとした個人的な財産です。

画像
紫禁城


おまけ

紫禁城内のレストランで食事をした時、

僕たちは店員の交代時間である2時前に注文を済ませたので、

問題なく料理は供されました。

因みに、この頃の中国はどんな職業でも上下はないという

建前の徹底した社会だったので、

「おい、おねえちゃん」などと呼ぶことはご法度で

ウエイトレスのことを服務員女同志と呼ぶ必要がありました。

さて、話を戻すと、

しかし、続いて2時ちょうどに入店した日本人顧客のところには

誰も注文を取りに来る様子がありません。

そのうち不審に思った件の客たちが厨房を覗きに行ったところ

誰もいないと騒ぎ出しました。

どうやら2時で勤務時間の終わった店員たちは

交代すべき店員の到着が遅れていたにも拘らず

お客を放ったらかしにして帰ってしまったようです

日本とは仕事やサービスに対する考えが違うとはいえ

この割り切り方には感心してしまいました

この頃の中国では、頑張るということは即ち他人の仕事を

奪うということなので、みんなで頑張らないというのが

勤め人の生き方だったようです。

なんだか最近の日本と似て来たような気もします。

画像















テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 26
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
驚いた 驚いた
ガッツ(がんばれ!)

コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
こりすさんの前に書き込んでは申し訳ない気がしますが、まあたまには。(^^)
年代的に言うと、1980年代前半でしょうか?
改革開放が進みつつも、まだ社会主義の名残が色濃く残っていた時代ですかね。
名前が2字だから中国人というのは、一つの基準としてわからなくもないですが、達さんの本名は中国人にもありえる名前なんでしょうかね?
という疑問が湧きました。
それと、4字の名前が日本人なら、欧陽菲菲は日本人になっちゃいますね。
りう
2017/10/31 00:38
あはは、りうさん面白いしかし中国人が中国人を怪しまねばねらぬとはなんともはや面白い♪いろんな理不尽さが中国らしくてナイスです(笑)ホテルの窓からの景色の霞は、やはり黄砂でしょうか?昔からかすんでたのですね〜☆中国人の勤務態度、ヨーロッパも時間ぴったりに閉めるし直前だと露骨にいやな顔するし…でも閉めるだけましでしょうねえ、誰もいないよりは…(笑)
こりす
2017/10/31 05:36
四文字の名前が日本人なら諸葛孔明もそうですね。(笑)共産主義中国は諸葛孔明をどう評価しているのでしょう。
仕事は言われた通りに最低限にする、という感じですね。
USでだいぶん前の有名な話に、ある高校の社会の先生が、共産主義はどういうものか教えるのに、生徒の成績はその組の平均点にすると決めたことがありました。すると、平均以上の成績の人も平均以下の成績の人も、どちらも勉強しなくなって、一年後にはその組はF(落第点)を取ってしまったそうです。共産主義や社会主義は、人のやる気を失わせるシステムですね。
櫻弁当
2017/10/31 10:26
自分が初めて中国に行ったのは35年位前。上海ですら夜はほとんど街灯に灯りがともってなくて寂しい街だなと子供心に思ってました。そしてやけに終業時間に厳しく、倍の料金払うといっても頑なに仕事終わったとプイッとそっぽ向く人たちで溢れてました。
のび太
2017/10/31 11:20
りうさん、お早いお越しで
これは1983年のことでした。
まだまだ社会主義的な閉鎖性が国を覆っており、公安警察が人民や外国人訪問者をあからさまに押さえつけている時代でしたね。
確かに基準として分からないことのないのですが、それは中国人の姓を知らない日本人に基準であって、中国民航の職員に採用されるくらいの人なら、中国人の名前に3文字も4文字もあることは分かっているはずなんですよね。
中国人の姓は恐らく10万は越えるでしょうから僕の姓も少ないけれどあるかも知れません。でも会ったことはないですね。
まあ兎に角いい加減な人たちばっかりでした(笑)

2017/10/31 11:46
こりすさん、りうさんも面白いけど、中国はこの頃から既に面白い国でした。
誰もが誰をも信じられない国なんでしょうね。
そう上海はこういう天気が多かったです。24時間3交代で稼働している工場のばい煙も影響していたのでしょう。
この頃の中国では真剣に働いてもさぼっていても給料は変らなかったし残業なんてつかなかったから、みんな適当にやっている感じでしたよ

2017/10/31 13:18
櫻弁当さん、りうさんへのコメントにも書きましたが、民航に勤める職員が中国人の名前が2文字だけだとは思っているはずがないのですよ。これは日本人に対する彼女なりの嫌がらせなのです。
諸葛孔明はきっと悪党だと評価されていると思います。毛沢東も悪党だから目くそ鼻くそを笑うですが。
そうそう、その話は言い得て妙です。
人より働くと批判され再教育されるような社会ですから、誰も働かず、誰も責任を取らないようになって衰退しますね。


2017/10/31 13:26
のび太さん、僕のこの話が1983年のことですから、同じ時期の上海をご存知なのですね。
南京東路の百貨店に行っても品揃えがまばらだったし、バンドも外白渡橋も色彩のない寂しい風景でした。
仕事は真面目にしないのに、確かに終業時間だけは頑なに守ってましたね(笑)

2017/10/31 13:33
私もこの話は何度か中国人から言われたことがあります。なるほど、確かに日本人の名前は4文字が多いです。が、実は中国人も姓は1文字が大半ですが、稀ですが2文字の姓の人もいましたし、ラストエンペラーの愛新覚羅溥儀は一番長い4文字姓だとも言ってました。中国人も姓が1文字、名は2文字の3文字も多いですから、まぁ単純に昔ながらの思い込みでしょうねぇ。

みんなでがんばらない・・・・いいですねぇ。
けいつ〜
2017/11/02 07:08
けいつーさん、この話は中国人の周辺蕃国に対する優越意識が根底にある思い込みのような気がします(笑)
実際には中国人でも姓が1文字じゃない人はたくさんいるんですけどね。
みんなで頑張らない。まあ頑張る必要はないんですけどね(笑)

2017/11/02 09:13
あ〜ホントだ(笑)

二個字ですね〜(^m^)
いさぎよいお名前ですが
ホントに日本人ですか? (+_+;\コレコレ!!
純子
2017/11/12 18:43
純子さま、僕の名前は祖父から貰った同じ名前ですから(^^)v
祖母はなかなか馴染めなかったと聞いたことがありました(笑)
国籍だけは一応(^-^;

2017/11/13 10:32

コメントする help

ニックネーム
本 文
昔話 「日本人是四個字、中国人是両個字」♪ 仰天食べ歩き ('-^*)//BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる