仰天食べ歩き ('-^*)/

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zoom RSS 割烹旅館「近又」の名残り鱧点心♪

<<   作成日時 : 2017/10/21 00:00   >>

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先日伺った折り、1週間後に名残り鱧を食べに来ると予約して帰った割烹旅館「近又」。生憎この日は朝から雨が降っていましたが、食べることなら雨にも負けない僕は

時間通りに到着すると、

最早慣れた手つきで玄関を開けて、

旅館の中に入って行きました。

しばし三和土で案内を待っていると

続いて中年のご婦人の2人連れが...

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僕が案内を待たずにテーブル席の部屋に行こうとすると、

「今日はこちらです」と声が掛かって旅館の2階に案内されました。

2階に続く廊下は相当の年季が入っていて、

僕が歩くと(体重未公表)廊下がミシミシと軋みました。

ここで廊下を突き破ったりしたら一大事なので、

僕は出来るだけ体重が軽くなる姿勢で歩きました

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座敷に案内されると、「お茶をお持ちしますから」ということで

暫く独りになったので

もしかしたら11月3日はこの部屋なのかも知れないと思って

写真に撮っておきました。

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縁側から見下ろすと京の町家の坪庭が。

後で顔を出された七代目によると、

こういう庭にも小鳥がやって来て巣を作ったりするそうです。

しかし一方昔はよく見掛けたカタツムリは

最近はとんと見掛けなくなってしまったのだとか。

そう言えば最近都会ではカタツムリは見掛けなくなりました。

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さて、若くてきれいな仲居さんが運んでくれた竹籠から

名残り鱧の点心は始まりました。

竹を編んで被せた蓋を彼女が外してくれると

現れたのは万願寺の煮浸し、胡麻豆腐、茄子の田楽、

そして漬けマグロのてまり寿司♪

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坪庭に続くガラス格子を背景に竹籠を撮ってみるとこんな感じ。

僕は出来るだけペロリンコンと食べないように気をつけながら

1つ1つのいわば作品を味わいながら食べました。

どれもそれぞれに美味しかったけれど、

強いてあげれば万願寺が一番気に入りました。

 
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そして天婦羅はミョウガと南瓜と鱧が2切れ。

ミョウガは食べ過ぎると物忘れが激しくなると言いますが

刻んで薬味にしても天ぷらにしても美味しい野菜です

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鱧はこんな感じで、身の中までしっかり揚がってカリカリの

不思議な食感に仕上がっていました。

鱧の、あの落としに近い柔らかな天ぷらを期待していましたが

まあこれもいいでしょう

分かったことを言うようですが、

2切れあるのなら、違う揚げ方をするのも良いかもです。

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そしてお椀は鱧と椎茸のお吸い物。

やっぱり出汁がいいですねぇ

飲んだ人にしか分かりませんが、これが京風というものでしょう。

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そして早くもこれが最後の鱧の蒸し飯。

敢えて押し寿司にせず、焼き鱧を蒸しているところがナイスです。

たっぷりの鱧といくらと細かく刻んだ大葉を散らした蒸し飯には

粒山椒と苦瓜のようなものが混ぜ込んでありました。

後で給仕に来られた八代目に尋ねてみると

これは胡瓜なんだとか。

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このシャキシャキとした食感の胡瓜が良い仕事をしていました。

折角なので鱧を解剖してみました。

そう、こういうふっくらとした感じの天ぷらが食べたかったのです。

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しかし、この蒸し飯は美味しかったですね

前日「マツヤ」のカツ丼のご飯をあれだけ残した僕なのに

殆ど一粒だけしか残さないくらい綺麗に食べてしまいました。

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そして最後はデザートのシャーベット。

若くてきれいな仲居さんによると、これも自家製だそうで

大葉を使っているそうです。

大葉の香りをうまく生かして上品に仕上げたシャーベットでした

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「これですべて終わりなので、お帰りの際に連絡を下さい」と

仲居さんが仰るので、「では今のうちにお勘定を」とお願いすると

七代目がわざわざお勘定書きを持って来てくれました。

お代を確認すると税・サービス料込みで4000円なのだとか。

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こんなに安いものしか食べていないのに、それも1人なのに

2階の和室を使わせて貰うなんて恐縮だなと思いましたが、

好意に甘えてお礼を言うと、「次回は3日の夜に来ます」と伝えて

危うい階段と廊下を通って玄関に向かいました。

ご丁寧なことに、今回は七代目と八代目のふたりに見送られて

恐縮至極でありました。

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さて、今年は鱧をあまり食べないままに過ぎてしまったから

良い名残りの鱧となりました。

お昼の懐石も良いけれど、こういう軽い小食風の料理も

町中の古い旅館の2階で食べると

いかにも風流な感じがして、なかなか良いものだと思いました。

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
ああ、ここは本当に良いですね〜。和室に一人でも椅子席だ〜〜畳って不思議ですよね、洋にもあうというか、むしろ明治チックというか大正ロマンというかとにかくステキですね!そしてこういう古い建物ってロの字に空いたお庭がありますね!これが料亭みたいな豪華な建物にも長屋のような建物にもあるんで不思議に思ってますが、この小さなお庭ファンのこりすです♪そしてもちろん鱧ファンでもあります〜〜めちゃ蒸し飯がおいしそう!!お吸い物もてんぷらも美味しそうだけど…いやいやどれも美味しそう。3日のお食事も楽しみですねえ
こりす
2017/10/21 05:32
こりすさん、今回は思わぬ厚遇をして貰って、今日の町中の老舗旅館の二階で坪庭を眺めながらの風情のある食事を楽しむことが出来ました。
畳に机は案外いしっくり来ますね。まさに幕末ロマンです♪
こりすさんは坪庭ファンでしたか?
坪庭は京都の町家の特長に一つですが、確かにいいものです。
鱧、どれも美味しかったですよ。蒸し飯も食感に工夫が施されていて最高でした
3日は夜だから、また違った雰囲気が楽しめそうです。

2017/10/21 07:41
あ〜、安心して世話になるというか、なんかとてもいい雰囲気ですね〜。
昔の家屋は、(体重とは関係なく(笑))歩くとミシミシ鳴ることがありますね。それにこの階段も、懐かしい感じです。
料理も素敵だし、次の夜の部が楽しみですね。
櫻弁当
2017/10/21 10:27
櫻弁当さん、久し振りに本来の仰天食べ歩きの内容に戻ったような安心感がありました(笑)
確かに昔の建物は歩くと軋むものですが、こちらに廊下は遥かにその範疇を越えていましたよ(笑)
この昔の狭くて急な階段、懐かしいなと思って撮っておきました。
夜の部、ホント楽しみです♪

2017/10/21 10:38
わざわざ2回も行かれたのですね。
まったくもって恐れ入ります。
ゲストを迎えるに先立って、下見に余念がないというのは、やはり長年のお仕事の流儀でしょうか?
穿ち過ぎかもしれませんが、八代も続く老舗だけあって、保存性が重視された京料理の真髄をなにがしか伝えているようにお見受けました。
今から緊張してしまいそうです。

ところで、4日の夜はいまふくさんに行こうと思い、予約しました。
1人ですが、カウンターでもテーブルでも好きな方をお選びくださいと言われました。
寛大ですね。
それとも夜は客が疎らなのか。
じん六さんは4日か5日の昼に行こうと思います。
楽しみです。
りう
2017/10/24 22:59
りうさん、念には念を入れておきました(笑)
しかし、行くに足りる割烹旅館でしたよ。
そうですね。レストラン「菊水」とは明らかに違って、伝統の継承と共に新しい工夫が随所に見られました。
雰囲気と共に楽しんで下されば幸いです
4日の夜の「いまふく」さんは僕も出来ればご一緒したいところなのですが、有馬温泉での都合がどうなるか分からないので、今のところ何とも言えない状況です。
その日によってばらつきはあるのでしょうが、夜も結構予約が入っているそうですよ。
それで思い出しましたが、「いまふく」のご夫婦は先週の土曜日に「佳蕎庵」を楽しまれたそうです。




2017/10/25 09:22
達さん、こんにちは、、ちょっとご無沙汰です(汗
この店はぜひとも行って見たいと考えています(笑顔
いつもオモシロい情報、ありがとうございます、、。
OTSUKYON
2017/10/25 11:28
OTUKYONさん、ご無沙汰です(^^)v
是非行ってみて下さいね。
この麩屋通には炭屋や柊家など歴史のある旅館が残っていて興味深い通りです。

2017/10/25 11:36
おやそうですか?
今日佳蕎庵に行ったのですが、庵主は忙しそうで、ゆっくり話ができませんでした。
いまふくさんには佳蕎庵の薦めということを言ってみましょう。
りう
2017/10/25 21:27
りうさん、いまふくさんは大原さんは師匠だとか言っておられたので、佳蕎庵の薦めだというと喜ぶかもしれませんよ

2017/10/25 22:59

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