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zoom RSS 割烹旅館「近又」の昼懐石♪

<<   作成日時 : 2017/10/13 00:00   >>

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来月来客の予定があって京懐石を予約する必要が生じたので、10年ばかし前に社用で1度だけ使ったことのある錦小路通り麩屋町下がるの割烹「近又(きんまた)」に

予約の電話を入れました。

この「近又」の本業は創業が1801年という老舗の旅館で

この建物は国の登録有形文化財なのだそうです。

取り敢えず、11月3日の夜の懐石を予約し終えて、

ネットでホームページを開いてみると、

「近又」では朝の7時半から朝懐石が食べられるのだとか。

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これは面白そうだと思って改めて予約の電話を入れてみると

朝懐石は忙し過ぎて続かなかったということだったので、

それならお昼をということになって、昼懐石を1名で予約しました。

そんなことでやって来た正午過ぎの「近又」。

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玄関を入ると、しばらくして奥から顔を出した若い仲居さんが

予約していたテーブル席に案内してくれました。

手前の席には和食に慣れた雰囲気の若い外人さんが1人。

奥の席にはご婦人方が2人。

昼懐石を食べるにはちょうど良いあんばいの密度です。

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丁寧な対応の仲居さんに「車だからお茶で好いよ」と断って

暫く待っていると運ばれて来たのが冒頭のお重。

京湯葉と、伏見唐辛子を添えた鱧のなんばん、

胡麻のソースが掛かった無花果、そして下の写真の盛り合わせ。

銀杏が美味しかった

むかごの細工も京懐石らしいです。

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そして、何とも言えない間をおいて運ばれて来たのは

鱧のしんじょうと松茸のお吸い物。

ここで七代目のご当主がわざわざ挨拶に出向いて下さって

しばし清談。

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それからお刺身。

たいらぎとアマダイ(グジ)でした。

たいらぎは少し歯応えがなさ過ぎて

ホタテと区別がつき難いように思えたけれど

アマダイは昨日UPした「あさだ」より数段上でした(笑)

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さて、最初のお重は仲居さんがお運びしてくれましたが、

お吸い物からは板さんが代わるがわる運んで来てくれて

料理の説明もしてくれました。

こういう運び方って、気が利いていて僕は好きですね。

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と言ったところで、この料理は板さんによれば、

たっぷりのお出汁に浸した万願寺と餅麩とナスの上に

これまたたっぷりの大根おろしと鰹節が乗っているので

大根おろしと鰹節を押し込むようにお出汁に浸けて

食べて下さいとのことでした。

これがまた食べてみると、お出汁が良い仕事をしていて

お下品な言葉で言えばメッチャうまだったのです

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そして料理の最後はさわらの西京漬けと出汁巻きでした。

自家製特有の薄味ながら、さわらの味が見事に生きていました。

さわらは半分だけ食べて、後はご飯と一緒に食べるつもり。

出汁巻きもやはり京割烹らしい薄味のふわふわでした。

こういう出汁の多さに頼らない柔らかな出汁巻きもありですね。

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コースの終わりはご飯と、ちりめんじゃこと、昆布とお漬物。

「お代わりも出来ますよ」と、仲居さんがお櫃を置いて行ってくれました。

でも、僕はご飯は一膳で充分です。

早速、残したさわらや縮緬雑魚やお漬物をご飯の上に乗せました。

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そして、おもむろにお茶を掛けました

これなら苦手な白いご飯もサラサラサラッと食べられます

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いやはや美味しかった。久し振りにまともなお昼ご飯を食べたなあと

満足感に浸っていると、

仲居さんがデザートの注文を取りにやって来ました。

僕はきな粉の練り菓子を選んで、おうすと一緒に戴きながら

「また来週の木曜日に予約を取りたいんだけど空いているかな?」と

次回の予約をしてしまいました。

食べたいものがあったのは事実ですが、
余程このお店の人達と京料理が気に入ったようです

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さて、まだ食事中だった件の外人さんに「バイバイ」と声を掛けながら

仲居さんに送られて外に出ると、

ちょうど表におられた七代目に「11月3日はお待ちしています」と

声を掛けられました。

そして、僕は一見客同然なのに、錦小路を曲がるまで

ずっと立って見送ってくれました。

京都のきちんとしたお店はみんなこうして送ってくれるけど、

こういう送られ方は気分の良いものです。


参考資料

お櫃の向こうに件の外人さん。

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
おお、さすがに見事ですねえ!!こうこなくっちゃ(昨日のお店に対して言ってるのではありませぬ・笑)♪昼懐石があるのが素敵〜朝もさぞかし良かったでしょうね。手抜きなしの懐石なんだもの♪デザートでおうすまで出してくれるのですねーー!さすがにどれもこれも美味しそうです!!アマダイが続きましたね、今が旬なのかしら?鱧はそろそろ終わりでしょうか☆
こりす
2017/10/13 05:22
こりすさん、割烹はこうでなくっちゃいけません。
さすが創業200年を越える京の老舗。材料も料理も本物で、感心の味でした♪
朝もHPの写真で見ると京のおばんさいを満喫出来る内容でしたよ
これは凄いと思ったけれど、昼と夜の懐石の準備に支障が出るのでやめたんだとか
久し振りにおうすが出るようなお店で食事が出来ました☆
アマダイ、これからが旬なのでしょう。とても美味しかったです。
鱧は今月一杯ですって。来週食べに行って来ます(^^)v

2017/10/13 06:00
こちらのお店は、料理、接客ともに素晴らしいですね。こんな老舗のお店だと、一見さんを見下す風があるのかなと一瞬思いました。でもそんな様子は微塵もなくて、老舗であることと一見さんの取り扱いはまた別なのですね。もちろん、達さんの品格と風貌によるのかもしれませんが。(笑)
お料理は、なんだか図らずもどこかとアマダイ比べになってしまいましたね。(笑)
「バイバイ」は普通言葉を交わした後で言います。目が合って突然バイバイと言われると驚く外人さんもいるかもしれません。でもこの人は一人で懐石料理を食べにくるほど日本通なので、たぶん大丈夫でしょう。
櫻弁当
2017/10/13 12:20
櫻弁当さん、予約した手前様子を見に行ったと言うところもあったのですが、電話での段階で七代目の人柄が分かったように思えたので、お店に行くのが楽しみでした。
行ってみると予想通りのもてなしと料理だったので大満足です
京の味の接客に鬱憤が溜まっていたから余計にだったかも知れません(笑)
細かく触れませんでしたが、外人さんとは食事中に何度か話したのですよ。
確かに面識のない人からバイバイと言われたら外人さんは戸惑うでしょうね。
また来週名残り鱧を食べに行って来ます(^^)v

2017/10/13 13:45
バイバイ、そうだったんですか。
櫻弁当
2017/10/14 01:27
名残鱧
こちらも昨日から急に涼しくなってまいりました。

ちょっと長門へ行ってまいります。
選挙のお手伝いではございません(笑)
純子
2017/10/14 09:58
櫻弁当さん、、そういう訳だったのです

2017/10/14 17:23
純子さま、晩秋と言った気候に急変しましたね。
そして来週は薄梅雨のような一週間になるようです。

長門ですか? 行ってらっしゃい。
またプーチンでも来たのかしらん?

2017/10/14 17:27
素晴らしい!さすが創業200年以上を誇る老舗ですね。
この季節だと里芋の小さなの(小芋というのでしょうか)を栗に見立てて細工してあるのはよく見かけますが、むかごを栗に見立てるなんて思いもつきませんでした。
万願寺と餅麩とナスのお料理は揚げ浸しのように見えますが実際はどのように調理されていたのかお教え願えませんでしょうか?これ、メッチャうまそうだし、実際お召し上がりになってメッチャうまだったということなので是非とも作ってみようと思いますのでお教えいただきたいです
ちりめんじゃこもちりめん山椒みたいでメッチャうまそうです。
そういえば、母方の曾祖母が京都の出だったので祖母も母も私たち姉妹もお茶漬けのことを「ぶぶ漬け」と云ってました。
小学生の頃、極普通に「ぶぶ漬け」と云ったら同級生から「赤ちゃん言葉を使ってる」と笑われた苦い思い出が今蘇りました(笑)
七代目当主の、こうしたきちんとしたお見送りも本当にまた来たいという気持ちにさせてくれますよね。
少々お値段が高くても、それに代えられない満足感がありそうです。
テンプル
2017/10/16 15:12
テンプルさん、こんばんは。
いいでしょう?このお店。料理も店主殿の接遇も思った通りのレベルでした♪
みんなメッチャ旨かったです
ちりめんじゃこに山椒は入っていなかったけどメッチャ旨でした。
万願寺と餅麩とナスの料理のおつゆは将にとろみ抜きの揚げ出し豆腐のお出汁そのものでした。
上品な薄味で甘みがありました。
水気のある大根おろし浸しても充分美味しいお出汁でしたよ。
テンプルさんの曽お婆さんは京都の方でしたか。
道理でテンプルさんもお上品なのですね♪
今日のぶぶ漬け。今でも昔からの京都の人はお茶漬けをそう呼ぶ人が多いですね。
確かに多少値段は高くても、値段に見合う味ともてなしがあれば満足感も一入です。

2017/10/16 20:01
あゝ、こういうお店なんですね。
とても自分の仕事仲間とじゃ行けないようなお店です。
なんだか緊張してきました。w
達さんがお気に召されたんですから、まさに太鼓判。
大いに期待します。
どうぞ、よろしくお願いします。
りう
2017/10/17 23:06
りうさん、こんな感じのお店でした。
ふらっと入れるお店ですよ。
夜も期待できると思うので楽しみにして下さい
こちらこそ、どうぞよろしく。

2017/10/18 00:14

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