仰天食べ歩き ('-^*)/

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zoom RSS 笑える話 オーナー会長の千里眼♪

<<   作成日時 : 2017/08/13 00:00   >>

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(長文注意)長い間僕の上司であり、ある意味恩人でもあったオーナー会長は、50歳半ばにして赤外線技術の応用の功績によって黄綬褒章を受けたほどの技術者でした。´

しかし、80年代の彼が社長の頃からskeptical な性格の人でして、

自分が毎日19時まで仕事をしてから帰宅するものだから、

少なくとも管理職は19時まで仕事をするのは当然と

社員に強要するようなワンマン経営者でした。

その不文律を守りそうにないと睨んだ、例えば僕のような管理職には

毎晩19時前になると用件があるように見せかけて

必ず電話で所在を確認して来たものです。

そして18時以降は残業だと割り切っていた僕が不在で、

電話に出た部下が「課長は外出している」と答えると、

「急ぎの用があるのですぐに電話をするように伝えてくれ」と伝言して、

この時間既に田舎歌舞伎達と花見小路で飲んでいる僕が、

どこで何をしているかを確認しないと気が済まない性格の人でした。

もちろんそんな時は周囲の人たちに音を立てないように注意してから

「伊万里」の電話を借りてオーナーに電話をかけると

「お客さんのところで営業中です」と、もっともらしく答えたものです。

しかし、きっと彼はそれでも疑っていたと思います(笑)

さて、そんな虚々実々の駆け引きが続いて20年も経った頃

あれは青森出張(遊学)中のことでした。

僕が訪れるべき主たるお客のない青森に出張する時は、

東北各県を回った後の、翌日が休日の金曜日の夜ということが

殆どだったですが、

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                         青森一と言われる「寿司一」の店内

この時は「寿司一」にお鮨を食べに行こうと誘った20年来の女友達の

千洋ちゃんの学校勤務の都合が合わずに、

つい木曜日の夜に青森で待ち合せることになったのです。

即ち翌日は営業日です。

その夜はホテル青森で待ち合せることにしていたので

ホテルに着くと先ずチェックインして大宮から新幹線でやって来る

彼女を待ちました。

もちろん友達ですから部屋は別々ですよ

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                        ホテル青森の部屋から見る冬の夜景

その夜は「寿司一」で18時から3時間に及ぶお鮨のコースを食べて

スナックで飲み直してからホテル青森に戻って熟睡しました。

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                        「寿司一」で食べた大間の大トロ

そして青森で「寿司一」でお鮨を食べた翌朝は

大将と待ち合せて必ず横山商店を訪れることになっているので

春ちゃんのお店で催される朝の宴に参加するために

千洋ちゃんと連れだって魚菜センターに出掛けたのです。

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そして春ちゃんのお店で「寿司一」の大将を待っていると、

右手に五戸の「菊駒」無濾過をぶら下げた

決して名店の主人らしくない風貌の大将が現れました。

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いつもの通りに魚菜センターであれやこれやとおかずを買って来て

朝っぱらからの飲み会はから始まりました。

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1時間ばかり「菊駒」や「華の舞い」や「黒龍」の火入ら寿などを冷やで飲んで

結構ベロベロになり始めた頃に、突然携帯のベルが鳴りました。

この時間だと、どうせ会社からの業務連絡だろうと思いながら

何気なく携帯を取ってみると、

な、なんと、受話器の向こうから「君〜、今日は仙台なんだって?」という

オーナー会長の声が聞こえて来ました

彼はどこまで知っていて朝っぱらから電話をして来ているのでしょうか?

よりによってこんな時にどういうことなんだ(@_@)と

これにはさすがの僕も慌ててしまって、

折角の酒盛り気分が吹き飛びました(笑)

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僕は席を外すと路地に出て、

電話を通じて呂律の乱れが相手に伝わらないように気をつけながら

「そうです、これから仙台市内に向います」と

本当は八戸の「みなとや」にヒラメのヅケ丼を食べに行く予定だったのに

オーナー会長をだまくらかしてしまいました(^-^;

こんな会社が始まったばかりの時間に何の用だと思ったけれど

電話は大した用もなく終わりました(笑) これはますます怪しいです。

しかし、なんという勘の良さなのでしょう。

恐るべし、オーナー会長の千里眼

僕は電話を切ると、取り敢えずやり取りにミスはなかったかと確かめて

何事もなかったかのように酒盛りに戻ると

大将が炭火で焼いてくれた獲れたてのイワシを肴に

改めて冷酒をグイと飲み干しました。

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大きなホタテの切り身がごろごろ入った青森名物貝味噌焼きも

きっちり食べ終えると、

予定を変更して仙台に向ってアリバイを作った方が良いかな?と

善後策を考えましたが、

仙台には信頼出来る所長の宮永がいるので

彼が何とでも時間稼ぎをしてくれると確信して

千洋ちゃんとの約束もあったので、予定通り八戸に向いました。

しかし、危ないところでした

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
ああ、青森懐かしいですね〜〜♪おいしい香りがします(笑)こういうのってやっぱり千里眼ですね!何人もいる管理職全員の所在確認はしませんものね〜〜♪たぶんオーナーの家族にも、いつも確認する人がいそうです(笑)それで、そんな電話があってもおいしい宴会が続くのが達さんらしい…(笑)まあオーナーも深追いはしないということでしょうか♪しかし仙台の所長さんも、もしオーナーから急に電話あったらやっぱり慌てるでしょうね〜〜。まあよくあることだから慣れてたとか?(笑)
こりす
2017/08/13 05:17
オーナー会長さんはskepticalもあるかもしれませんが、きっとobservantな方なのでしょう。驚くほど達さんの行動を知っていらっしゃる。(笑)
達さんが信念を持ってしっかり仕事をされるのもよく見ている、でも時々どこに手綱があるのか思い出させておかないと、というような感じがします。(笑)
でも、早朝の酒盛りの最中に電話されると、あわてますね。
櫻弁当
2017/08/13 07:31
こりすさん、青森は今考えても美味しいですよくお客もないのにあれだけ通えたものだと我ながら感心してしまいます(笑)
そうそう、僕は入社した時からブラックリストに載っている要注意人物だったのでしょう(笑)
彼とすれば事実はどうあれ時々牽制球を投げておく必要を感じていたのでしょう。
宮永はオーナーから電話があったらすぐに僕に連絡をくれるはずなので全面的に信頼していました。彼ならデカさんと違って大丈夫です

2017/08/13 08:07
櫻弁当さんにそう言われてみれば、確かにそうだなと思ってしまいました。彼は情報戦も得意でしたからね(笑)
僕も放っておけば糸の切れた凧だから、会長もチェックが必要だったのでしょう。
しかしサラリーマンらしくない僕を定年まで上手く使ってくれたことは、やっぱり彼のobservantな能力なのでしょう。
そういう意味での恩人です。
でも、不意打ちには準備万端の僕も、この時ばかりは驚きました(@_@)

2017/08/13 08:13
いい話ですね。まさに武勇伝です。
営業職は仕事をとってナンボ、結果が全てですから、過程はどうでもいいですよね。青森の春ちゃんのお店は、是非一度行ってみたいところです。いつか行きますね。
20年来の女友達を大宮から呼んで待ち合わせるなんざ、なかなかできる芸当じゃないですね。部屋は別々でも部屋で飲み直したんじゃないかと思います。(笑)
糸の切れた凧....私も中国では似たようなもんです。いえ、今日は日曜日なのに工場で仕事してますよ。夜は知りませんけど。
けいつ〜
2017/08/13 13:31
けいつーさん、思い出せばほんとこんなサラリーマン生活の連続でした(笑)こんな実績のある男を辞めさせられるものなら辞めさせてみろって態度でしたから会長も手を焼いたことだと思います(笑)
春ちゃん、どうしているんでしょうね。僕ももう一度春ちゃんのお店に行ってみたいと思っているんですよ。
大宮から呼ぶ。友達ですからね(^_-)-☆
その点は区別していたから部屋の前でまた明日と言って別れましたよ。
けいつーさんは今年のお盆は高松に帰れなかったのですね。
深センでも青森でも仕事さえこなしていれば糸が切れったっていいんです

2017/08/13 13:50
オーナー会長さんのことは何度かお伺いしましたが、相当手強いお方ですね。
数字さえよければうるさいことは言わない、というタイプではないんですね。
お酒が入ってる時の電話は特に困りますよね。
達さんぐらい呑んでいたら、自分にはごまかせないと思います。
自分にも似たような経験があるので、拝読しながら、身につまされる思いがしました。w
それと、青森と言えば、クリスといっしょに青森・秋田を周る予定が、自分の坐骨神経痛でキャンセルになってしまったことが思い出されました。
先日の横浜で、「一度はいっしょに外泊を」という話になったのですが、新婚なのにそんなことを言うクリスがちょっと怖くなったりもしました。
りう
2017/08/15 22:58
りうさん、最近では日本電産、昔京セラ・立石。京都の経営者は稼ぐにも理念が先行するので、実務担当者はそれはもう大変です(泣)
夜は酒が入っていることも度々だったのですが、酩酊中の突然の電話は油断していたこともあって慌てました(笑)
クリスとは青森に行けなかったのでしたね。
僕はそういう時は未然にリスクを避けるための天の配剤だったと思って割り切ることにしているのですが、何年も経ってからまた蒸し返されると、寝た子を起こされたような気持になって心が揺らぎますね。
思い切ってご一緒されると、見たこともない未来が開けるかも知れませんよ

2017/08/16 13:33

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