仰天食べ歩き ('-^*)/

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zoom RSS 京の味処 「きく屋」の鱧うどん♪

<<   作成日時 : 2017/04/10 00:00   >>

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「カフェ・ミュラー」の帰り道。駐車場へと急ぐ道すがら、ふと見つけてしまった京の味処「きく屋」。 近衛通りの荒神橋の一本北の細い道をちょっと東に入ったこんな何もない場所で、

京の味処を名乗るなんてあなた...とその大胆さに感心した僕は

豚肉の黒ビール煮込みランチを食べたばかりなのに

「どんなお方が商いをなさっているのだろう?」という好奇心も手伝って

ひっそりとした玄関のドアを開けたのでした。

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この辺りは住居表示が見当たらないので正確な住所はよく分かりませんが、

昭和レトロな雰囲気たっぷりの理髪店「オリエンタル」があるなど

時間が止まってしまったような一角です。

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少しばかりの地野菜を並べた小さな八百屋さんや

失礼ながら初めて目にするような八つ橋の町工場などもありました。

確かこの近くに京大の医学部があったはずです。

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玄関を開けると、驚いたことに入口に一番近いカウンター席に座った老客に

ご年配の店主殿自らが一升瓶を抱えてお酒を注いでいるところに出喰わしました。

これは面白そうなお店です

僕は店主殿に「こっちに座ってもいい?」と確認してからテーブル席に座りました。

その方が店内全体を見渡せるのです。

カウンターの上部には驚くべき数の品書き札が並んでいました。

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お店の外に「鴨鍋うどん」の案内があったので、

鴨鍋うどんを食べるつもりでいたところ、お品書きを見ると

鴨鍋うどんの隣に鱧鍋うどんというのがあって、同じ1200円だったので

「1200円の鴨より鱧の方が実質的かな?」とすぐさま初志を撤回して

一旦注文した鴨鍋うどんを鱧鍋うどんに変更すうよう店主殿にお願いしました。

言い訳する訳じゃないのですが、鱧鍋うどんとは珍しいです

しかしセンスがないというか何というか、出て来た鱧鍋うどん(冒頭の写真)は

まるで蒲鉾うどんのようなビジュアルでした

そこで何とか向きを変えようと努力したのですが、土鍋が熱くて断念です。

でも、崩れないように気をつけながら引っ張り出した鱧は見事な味でございしたよ

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うどんは固そうに見えて実はふにゃっとした典型的な京うどん。

でも、不味くはありません

さて、僕がお店に入った時からずっと喋っている酔客のおじいさんの

その話の内容を聞くともなしに聞いていると

店主殿も酔客老人もここで生まれ育った幼馴染みのようでして

あの人はこの辺りに4軒家を持っていて今は名古屋に住んでいるとか

あの病院の建っている場所の隣には長い間小西さんが住んでいたけど

今は大西さんが住んでいるとか、他人からすればどうでも良いような思い出話を

長々と語り合っておられました。

でも、昔は鴨川で穫れた魚を河岸で開いて干していたという話には

60年以上も昔の荒神橋辺りでは、どんな川魚が穫れたのだろうか?とか

中には興味を感じる話ももあるにはありました。

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さて、僕がお勘定をしようと立ち上がると、

酔客老人が「やかましく喋ってすみませんでしたなぁ」と仰ったので

「昔話は尽きませんよねぇ」と笑って返してお店を出ました。

鱧鍋うどんも美味しかったけど、とりわけ老人同士の昔話、面白いお店でした。









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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こういう裏通り…?というんでしょうか?ちょっと入ったところの不思議なエリアって面白いですね〜再発見のような…。年をとっても幼馴染がいるのもナイスですね♪そして名前を冠した鱧が埋まってるとはまた面白い…それにしても、ほんとすごいメニューですね〜〜これなら鱧鍋そばも鴨鍋そばもあったかしら?(笑)どうもうどんは食指が動きませぬ☆今日はチビの入学式ですーーまさかの桜があってラッキーでしたが、生憎の雨のようです☆
こりす
2017/04/10 05:11
鱧はもう40年以上も食べていません。一生懸命思い出してみると、脂っこくなく割と甘みのある味で骨切りしたプルッとした口当たりで独特のにおいがあったような気がします。(全然違うかもしれないけど。(笑))たぶんうどんのお出汁とよく合うでしょうね。
酔客老人が「やかましく喋ってすみませんでしたなぁ」と仰るところ、周りのことに注意してさすが日本人ですね。旅行に行ったりして観察したところ、中国人、インド人、ベトナム人は周りの様子に注意しないようです。
櫻弁当
2017/04/10 05:30
こりすさん、幹線道路を一歩入ると、ここだけ時間が止まっているような不思議な世界が広がるんですよね。
こんなバーバーでは今どきの髪型は無理なような気もしますが
そう、75歳くらいだったと思うけど、2人も元気で、昼酒しながら昔話が出来るなんて、ほんとナイスです♪
メニュー、すごいでしょう?今でも全部作れるのか疑問ですが(笑)
こりすさんはうどんはダメですか?やっぱりうどん北海道なのかな?
愛ちゃんおめでとうもう中学生になるのですね(@_@)
一の坂の桜、また見たいものです

2017/04/10 09:29
櫻弁当さんの記憶力は大したものです。合格です
鱧の骨はお出汁がよく出るから、うどんの出汁も美味しくなるんですよ。
酔客老人は典型的な日本人ですねこういう気配りが普通の社会に住んでいるから、来日外国人のマナーの悪さに仰天して大騒ぎするのでしょう。
世界的に見れば自分たちが特殊な社会に住んでいるってことには気がつかないのでしょうね。
今もテレビで日本は忘れ物がちゃんと届けられていて戻って来ることが驚きだという外国人のコメントが紹介されていました。
特殊な社会でも居心地が良い社会であることは確かです

2017/04/10 09:40
風情がありますね。
お店もお客さんも。
鱧鍋は見たことありません。
関東では元々鱧をあまり使いませんからね。
トップ画像を見た瞬間、焼き蒲鉾が鱧なのかと思ってしましいした。
それで、騙された〜という内容の記事かと。(笑)
ちゃんとした鱧が陰に隠れていたのですね。
このうどんはやや太打ちに見えますが、京うどんはだいたいこんな感じなのでしょうか?
透明感が良いですね。
グルテンがしっかり形成されていて、柔らかいけど粘り腰、と推測しますが、どうでしょう?
りう
2017/04/16 22:23
りうさん、飛び込みの面白さを料理の味とは別の面で感じるとの出来るお店でした。
関東は関西のように鱧の骨切に誇りを感じる職人気質ではないから、鱧は面倒な魚だとして珍重されないんでしょうね。
トップ画面。出て来た途端にこれはマズいなと思いましたが、熱くて如何ともし難くて(笑)
京都のうどんはどう表現したらよいのか、本当の関西人じゃないとうまく言えないところがあるのですが、基本は中太であまりコシのない、しかし粘りっ気は感じるといううどんだと思います。
最近は京都でも讃岐など外来種との交配が進んでいるようで、純粋な京うどんを使ううどん屋さんも減って来ているようです。

2017/04/17 08:02

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