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zoom RSS 先斗町 「吉野鮓」のちらし寿司♪

<<   作成日時 : 2016/12/07 00:00   >>

ナイス ブログ気持玉 59 / トラックバック 0 / コメント 10

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「銀華」を出た後、牛骨ラーメンでも食べて帰ろうかと木屋町に向いましたが、ラーメンは自粛なのを思い出して一旦足を止めました。そしてその足を止めた場所で見掛けたのが

「吉野鮓」という一見さんは入り難そうなお鮨屋さんでした。

でも外観から察するにどうやら一味違うお店のようです。

こういう渋い佇まいのお店は僕の好みなのですが

しかし、夜お鮨を食べるとなるとお酒はつきものですから

お店も当然にぎりの前のや酒肴を期待していることでしょう。

そういう意味では車で来ている僕はアウトでして

ましてや、ちらし寿司でも食べて帰ろうと客単価の低い僕などは

基本的に招かれざる客となる訳です。

だからもちろん遠慮すべきだと思いました。

それでも諦め切れずに硝子に貼られたお品書きを眺めていると

ちらし寿司は2000円と書いてありました。

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でもなぁ

お客さんはみんな刺身を食べてお酒を飲んでいるこんな時間に

そんな中に入って行ってちらし寿司だけ食べるという

素人さんのようなことはしたくないという気持ちが強いから

かなり躊躇はしましたが、

結局一期一会だと思うことにしてガラス戸を開けてしまいました(笑)

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お店の中を覗くと、くの字型カウンター席は満席でした。

ちらっと見えたお客の質は服装からもかなり良さそうです。

席がなければ仕方がないな、

折角だったけれど縁がなかったんだとドアを閉めようとすると、

板場から老齢のご主人が飛ぶようにやって来て

「一番隅の席でよかったら空いているからどうぞどうぞ」と

僕を抱え込むように店内に引き込んでくれました。

すると親切な背広姿の2人連れが席を詰めてくれて

僕はカウンターのほぼど真ん中に座ることになりました。

ちらし寿司だけなのに誠に相済まんことです。

「飲み物はどうします?」とご主人から聞かれたので

だからと答えると

「車だったら飲んだらあきません。一生を棒に振ることになる」と仰って

熱々のお茶を出してくれました。

この機会を逃してはなるまいと思った僕は

「隣でお蕎麦を食べた帰りなんだけど、ちらし寿司が食べたくてね」と

如才なくちらし寿司しか食べない理由をご主人に話すと、

それだけでは申し訳ないと思って茶碗蒸しを追加しました。

するとご主人は僕がお酒を飲むでもないのに

気の利かない板さんを叱るようにつきだしを出してくれました。

こういうちょっとしたサービスは嬉しいものです。

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壁に掛かったお品書きには「わさびの茎」とか「鮒寿司」とか

その他諸々、食べたいものがたくさん並んでいました。

しかしここは我慢をして、「次回は必ずなしで来なければ」と

心に誓うことしきりです。

さて、ちらし寿司はご覧の通りネタも細工も見事なもので

すし飯の味付けもとても上手だったから

やはり勘は当たったと自賛しながら、ご飯もきれいに平らげました。

考えてみると、夜のお寿司屋さんでちらし寿司を食べたのは

生まれて初めてだったような気がします。

さて、茶碗蒸しを食べ終わってお勘定をお願いすると

ご主人が勘定書き持って僕のそばにやって来て、、

「きれいに食べてくれはりましたなあ」と喜んでくれたので

稼ぎ時の時間帯にちらしだけで申し訳ないなと思っていた僕は

その一言で救われたような気持になりました。

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そして僕が表に出ると、ご主人も一緒に外に出て

僕が角を曲がるで見送ってくれました。

その姿を見て、

一見さんにこういう対応をしてくれるお鮨屋さんに

もう一度行かない人は人でなしだと思いました。

近いうちにもう1度、今度は車なしで行って来ます。

ご主人は75才くらいの洒脱な方でしたが、

それにしても、何とも気分の良いお店でした。


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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
一見さんに優しい京都もあるのですね♪ほんとに嬉しいことですね♪それになんと言ってもちらしが美味しそう!栗ともみじが店主さんの優しさの現れでしょうか♪茶碗蒸しもゆずがのってますね!!美味しそう〜♪つきだしは何でしょうか?柿…?お茶のお供に良いですが…違いますよね…☆
こりす
2016/12/07 05:07
こちらはお料理の腕もよさそうですが、接客も5つ星ですね。でも、達さんには、この人は丁寧にしなければならないというオーラが漂っているのかもしれませんよ。(笑)
過ぎたことをまだ憤慨しているのですが(笑)、大阪の「し」というお店にこちらの爪の垢を煎じて飲ませたいです。
櫻弁当
2016/12/07 06:23
こりすさん、実際僕も驚きました。こういうお鮨屋さんもあるのですね
つきだしは何だか分からなかったけど、少なくともお茶のお供ではなかったです(笑)
ちらしは見事な細工でしたよ。栗も紅葉もそうですが、基本を踏まえた丁寧な仕事で、とても美味しかったです♪

2016/12/07 11:03
櫻弁当さん、ちらしも接客も格別でした
こういうお店を現役時代に知っていればと残念に思いましたよ。
こちらはジーパンにジャンバー姿だったのですが、やっぱりオーラならぬ異才を放っていたのかも知れません(笑)
大阪の「し」まだ怒っておられるのですね。櫻弁当さんの話を思い出すと、むべなるかなと思います。
どういう神経で仕事をしているのでしょうね

2016/12/07 11:10
これこれ、この老齢のご主人の行動が、まさにおもてなしの心ですね。こういうお店はもう、間違いなくまた来ます。
クルマのお客さんに熱いお茶。いいです。
やっぱり、達さんを一目見て、上客だと悟ったのでしょう。
こういうお店のご主人です。お客さんを見る目は当然持ってます。お酒飲まないのに突き出し、嬉しいですね。

ちらし寿司も見事ですね。さすが京都。ビジュアル的に美しいいです。美味しいに違いありません。茶碗蒸しもたまらんですね。
けいつ〜
2016/12/08 12:16
けいつーさん、随分親切なご主人でした。僕は紙くず拾いみたいな恰好で行ったのですが、自分で言うのもなんですがこの老練なご主人は見る目があったのだと思います。
初見の客なのに向こうからいろいろと話しかけてくれましてね。
こういうお店は絶対また行かなくてはいけません。
ちらし、細工が凝っていて見栄えも綺麗でしょう?
こういうの出されると、今度は刺身やにぎりを食べにまた来なきゃと思ってしまいますよね。
実に気分の良いお鮨屋さんでした

2016/12/08 14:08
綺麗なちらし寿司ですね〜♪
紅葉と栗で秋の吹き寄せを表現されて、さすが京都!と思いました。
常連さんであれ一見さんであれ、お客様お一人お一人を大切にされる、とても素晴らしい店主さんですね。
店主さんの人間性の素晴らしさはもちろんですが、やはり達さんにオーラを感じられたのだと思います。
ラフな装いでも品格を感じるお方はおられますし、逆に高級そうなスーツを着ておられても感じないお方もおられますから。
お店の入り口の雰囲気も落ち着いたこだわりを感じます。
テンプル
2016/12/08 23:24
テンプルさん、素敵な店主殿でした。
近々にもう一度行かなくちゃと思って今秋から500円玉貯金を始めたところなのですよ
そしてこのちらし寿司、綺麗でしょう。
押さえるべきところはきちっと抑えた色使いと具の散らし方が、さすが京都のお鮨屋さんだと感心しました。
僕はこの日も段ボール箱拾いみたいな恰好で出掛けてので、まさかこんな風に迎えてくれるとは思いもしなかったのに、老店主殿は人を見る目のある方でした
入口の雰囲気、一見だとちょっと入り難そうですよね。

2016/12/09 11:52
確かに、書き入れ時にちらし寿司だけでは申し訳ないですね^^
茶碗蒸しまで注文されるところは、ナイスです♪
勝手なイメージですが、一見さんに冷たい京都にあって、ご主人の応対ぶりはいいですね♪
これなら、また行かなくちゃ!と思うのが人情ですよね^^
それにしても、今回もよく召し上がられましたね?
夢の配達人
2016/12/18 19:12
夢さん、やっぱりそう思いますよね。だから遠慮気味に玄関を開けたのですが、引っ張り込まれてしまいました。
茶碗蒸しを追加したのは申し訳ないという気があったからだと思います。
ほんと京都は一元客に愛想のないお店が多いので珍しいと思いました♪
そうそう、こういうお店にはまた行ってみたくなりますよね。
今回は夕飯を食べた後だったのでもう一軒行く気になれずまっ直ぐ帰りました(笑)

2016/12/18 23:01

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