埼玉と言えばやっぱり鰻♪

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さて、月も変わったことなので諸国漫遊埼玉編に戻ります。埼玉の食事にはいろんな思い出がありますが、やはり川口から大宮に至る「鰻ロード」は鰻好きにとっては魅力的でした。僕が本格的に関東の

鰻を食べ始めたのは義兄の経営する会社に籍を置いていた

30代の始めのことでした。

工場が川口にあっことから同じく鰻好きの義兄に連れられて

鳩ヶ谷や川口の江戸時代からにある老舗の鰻屋さんに

しばしば鰻を食べに行きました。

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その頃は鰻のかば焼きを2枚食べてから鰻重で〆るというのが

大食漢だった義兄のお決まりのコースだったので、

僕も右に倣えでカロリーを摂り過ぎていましたが

いつも同行する工場長の高野さんは食の細い方でして

かば焼きを必ず1枚残すので、それも僕が頂戴するのが常でした

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その頃会社は中国との取引が拡大していたので、

僕は普段は当時中国貿易の窓口だった香港に駐在していました。

香港では

取引先の社長さんが超高級中華料理店でご馳走してくれたり

また中国から商用でやって来る役人を接待することも多く

若くして有名店で不相応な食事に預かっていた時代でした。

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勿論そういう豪勢な食事でも貨幣価値が日本とは全然違うので

得意先の社長さんの払う代金は円換算にすれは安いものでした。

何はともあれ、

あの頃に取引先や会社の経費で食べた超高級中華料理の味は

今も僕の味覚を確かなものとする有益な財産となっているのです

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ところが、ある時その香港の社長さん一行が日本にやって来たので

鳩ヶ谷の老舗の鰻屋さんで接待することになりました。

最初にお刺身がチョロッと出て、それからう巻がチョロッと出て

そのあと鰻の白焼きと鰻重が出て、肝吸いとデザートが出て

それで終わりという所謂一般的な鰻のコースだったのですが、

鰻は勿論特上ですから当時でも優に1万円は超えていました。

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しかし香港の社長さん達ご一行は、ここまではまだ前菜で

メイン料理はこれからだと思っている様子で、次に何が出て来るのかと

期待していることが手に取るように分かりました。

その様子を見ていた義兄が

「この鰻の方が香港の中華料理よりよっぽど高いんだぜ」と

ボソッと呟いておりましたが、

一席で10品も12品も出て来る中華料理に慣れている

香港人にそれを理解させるのは至難の業だと思って

ホスト役として大いに弱ったことがありました。

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さて、その後僕は縁あって竹中エンジニアリングに入社して、

会社創業以来と言う異例の早さで要職に就き

全国の営業に関わるようになり、大宮営業所が新設されてからは

大左遷した西村君や抜擢したグッチと一緒に

大宮界隈の鰻を食べ歩くようになりました。

その頃の思い出は何故か蓮田の「魚庄」です。

グッちゃんの運転する営業車でお昼時に出掛けました。

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その後、時は過ぎてグッちゃんも高崎営業所の所長に異動して

埼玉の鰻との関わりも一時期途絶えていましたが

英子さんと浦和で時々会うようになってからは

彼女のお膳立てで再び鰻を愉しむようになりました。

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一番最初に連れて行って貰った浦和は「浜名」の白焼きと鰭酒。

南浦和の「幸楽園」でご馳走になった鯉のあらいと鯰の天婦羅。

僕は川魚は嫌いと言うよりあまり美味しいと思ったことのない人ながら

この時食べた鰻は勿論のこと、鯰の天婦羅のあの淡白な味わいは

この先短い一生ながらきっと忘れないと思います。

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その他何軒かの鰻屋さんで鰻重をご馳走になりましたが、

いずれも鰻どころ浦和ならではの美味しさがありました。

そんな浦和の鰻を最後に食べたのは今年の6月でしたか

ロイヤルオークに泊った翌朝、開店を待って出掛けた

「山崎屋」の鰻でした。

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「山崎屋」では鰻重と鰻肝の串焼きと肝吸いを1人黙々と食べました。

諸般の事情から今後埼玉に行く機会はないと思われるけれど、

もし浦和で鰻を食べる機会があったら

もう一度南浦和の「幸楽園」に行ってみたいです

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この記事へのコメント

2014年11月01日 00:26
今回は、若かりし頃の達さんを回顧する会ですね^^
鰻の蒲焼を2枚食べて、鰻重で〆るというのは、30代にしてそういう体験をされていたのは、羨ましい限りです^^
香港時代も然りですね^^
会社の経費で飲めた時代も、今では経費削減の煽りを受けて、厳しくて世知辛い時代になったもんだと思いますww
しかし、こうやって鰻の写真を次から次に見ていると、お店によって違うものだと感じますね^^
鰻の老舗に接待に行って、香港の社長さんたちがお気に召さなかったときは、このあとどうされたのでしょう?
2014年11月01日 00:36
夢さん、そうです。回顧録みたいな記事ですね。
いやいや鰻3枚は幾らなんでも食べ過ぎでしたが、考えてみれば香港での贅沢三昧と言い、若い頃から恵まれた食生活だったことは紛れもないですね
そうですね。昔は使い放題という訳には行かなかったけれど、かなり使えましたものね。
僕が社長になった頃からはオーナーが細かい人だったのでそうはいかなくなりましたね。
鰻、お店での違いがよく分りますでしょう?夫々味も違うから鰻も奥が深いです♪
香港の社長たちは翌日新橋にあった食べ放題のしゃぶしゃぶ屋さんに連れて行って心ゆくまで食べて貰らいました
2014年11月01日 01:08
こんばんは。
埼玉には鰻の老舗がそんなにあるのですね。
豪勢な画像のオンパレードで次々と目移りしてしまいました。
達さんの本物を見分けられる味覚は香港で培われていたのですね。
達さんが赴任しておられた頃は香港はまだイギリス領だったでしょうけれど、いつも行かれる欧米人の多いホテルやレストランにも当時を偲ばれて感慨深いものがおありだったのでしょうね。
竹中エンジニアリングに勤務しておられたのですか、しかも異例の早さでのご昇進の結果、トップに上り詰められたのですね。
そのような偉大なお方に対してこんなに馴れ馴れしくていいのだろうかと、またしても躓きかけました
gucci
2014年11月01日 01:38
達さま、こんばんは。
どうにか目標を達成した月末でしたが、
皆で盛り上がることもなく、
チョットだけ舌を湿らせて戻ってみたら、
すでに11月になっていました(^^;
蓮田の【魚庄】さん、美味しかったです。
浜松の【かねりん】さんも美味しかったけど、
埼玉での有難味が加算されて、
【魚庄】さんに軍配があがりますかネ(^^♪
高崎営業所創設時から頑張ってくれた青山さんが、
昨日が最終出社日でした。
本日付で、山口氏が所長として任務に就きます。

今年もあと二ヶ月!
何とか安らかな正月を迎えたく頑張ります(^^)/
こりす
2014年11月01日 05:15
おお鰻、鰻、鰻ですね~~♪現役時代の達さんはよく鰻を食べてるイメージです(笑)鰻が苦手なワタシですが、白焼きはふっくらしてすごく美味しそうです!中国人の接待って難しいそうですね~~、暖かい料理が料理な中国人は、冷めた高価な会席料理に困惑すると聞いたことあります。文化と価値観…違いが楽しいとこもありますが、さすがに鰻自体は喜ばれたのでしょうか?中国でも鰻食べそうですが…♪
2014年11月01日 05:17
鰻、美味しそうですね。写真からでもあのなんともいえな食感とフレーバーが口の中に広がりそうです。
美味しいものは、美味しいとわかる人が食べてこそ美味しいのではないでしょうか。(当たり前ですか?笑)美しいものは美しいと思う人の目の中にある(Beauty is in the eye of the beholder.)というのにも似ているかと思います。
竹中エンジニアリング、今まで何故か、達さんは文系の出身と思い込んでいました。ひょっとして理系ですか?
のほほん
2014年11月01日 05:32
どの鰻も美味しそう!
鰻料理は蒸しの入った関東のほうが好きです
埼玉が鰻で有名とは知りませんでした。
滋賀に美味しい鰻屋さんがあるのかなぁ?
琵琶湖でとれた天然鰻(長浜だそう)を蒲焼屋でみましたが、値段が高くて買う気になりませんでした。
今日は京都に行くから鰻ランチにしようかな
2014年11月01日 07:33
テンプルさん、江戸時代に当時大川と呼ばれていた荒川が度々氾濫して、対岸の川口から大宮辺りは沼地のようになっていたそうです。だから鰻がとれたのだとか。
香港は僕にいろんなことを教えてくれましたね。高級ホテルはホントいいですねぇ。いろんな思い出がありますから、すぐにでも行ってみたいです
そうなんですよ。よほど才能があったのでしょうね。それとも先輩社員によほど能力がなかったのか(笑)
あっという間にごぼう抜きでした
お蔭で楽しい人生を過ごすことが出来たので、もう思い残すことはありません
2014年11月01日 07:41
やあ、グッちゃんおはよう(^^)v
先月もお疲れさま。そして目標達成おめでとう。
僕はそう言う目標のない生活をするようになって17か月が過ぎました。当時が懐かしくもありますね。
魚庄、懐かしいよな。かねりんも面白かったけど社員旅行の途中抜け出し作戦では松阪の一升瓶が圧巻だったね。あの頃は橋が転げても面白かったものなぁ。
青山さん遂に退職ですか。随分長く頑張ったよね。
それにしてもあの山口が所長に(@_@)恐ろしい世の中になったな(笑)
2014年11月01日 07:49
こりすさん、そう言えば要所要所で求めて鰻を食べていたかも(笑)
こりすさんは鰻苦手なんだ(@_@)見た目が気持ち悪いのかな?
中国人もやはり人によりますね。何ごともお金で換算する人が多いから、接待の中身の手を抜いたりすると敏感に感じるようですね。
日本料理については今ほど知識が広まってなかったから、食べ方自体が分らなかったのでしょうね。
鰻料理は中国にもありますが、もっと大きな田鰻が中心だから香辛料を沢山使わないと美味しくはないですね。
2014年11月01日 07:57
櫻弁当さん、どれも美味しそうでしょう?これが浦和大宮辺りの鰻なんですよ。
口の中に入れると蕩けて行くような感じが堪りませんね
そうそう、京都には料理は目で食べるという言葉があります。
五感を使って美味しさを感じることの出来る人が真の美味しさを理解できる人なんだと思いますね。
僕は文系なんですよ。仕事の知識は何にもないのに手前味噌ながら恐らく上司やお客さんに信用される人物だったのでしょうね
2014年11月01日 08:03
のほほんさん、美味しそうでしょう?
僕は関東のも関西のも、夫々に美味しいからどっちも好きです
川口浦和辺りは江戸時代は沼地だったから鰻が沢山いたんでしょうね。
滋賀県は川魚は多いのに鰻はやはり愛知のものが多いようですよ。琵琶湖産は高過ぎて扱えないみたいです。
今日は京都ですか?新京極のかねよで錦糸丼でも
2014年11月01日 14:36
こんにちは。美味しそーな鰻のお話がぶっ飛ぶくらい気になったのは、↑↑コメント欄の「錦糸丼」です。何ですか~それは?もしかしたら、錦糸卵がめっちゃのってるとか?!
(*≧∀≦*)きゃ~~
2014年11月01日 19:20
うきさん、こんばんは。
錦糸丼。これは京都と大津の府県境にある日本一のうなぎという大層な看板を掲げた「かねよ」という鰻屋さんの名物丼で、鰻重の中に大きな出汁巻が丸ごと1つ入っている丼なのですよ。
何度かこのブログにもUPしているんだけど、今度また食べに行ってUPしますね(^^)v
2014年11月01日 23:49
埼玉は個性的な女性達のお話で終わってしまうのかと思いました。(笑)
埼玉は海無し県ですから、川魚消費は多い方です。
かなり前のことになりますが、水産試験場に勤めていた兄の話では、鯉の消費量は埼玉県が全国1位ということでした。
鰻はどうなのかと調べたら、都道府県別じゃなくて、市町村別のようですが(しかも蒲焼き購入金額)、1位が浜松、2位がなんと京都、3位大津、4位大阪、関西人は鰻お好きのようで。
さいたま市は20位。
意外ですね。
これだけ鰻の老舗が犇めいているというのに。
いや、お店が多いからこそ、蒲焼きを買って家で食べたりしないのでしょうか??
香港からのお客さんのお話、面白く拝読しました。
自分も、香港人ではなく、本土の人達ですが、接待で大変な目に遭ったことがあります。
お酒で。
2014年11月02日 00:37
りうさん、埼玉はとても1度や2度では終われないほどの想い出のある場所です。
川越や東松山狭山戸田のことなども話したいところですが、1県であまり長くなるのも面倒なので割愛です(笑)
鯉の消費が全国一ですか?(@_@)矢切の渡しから柴又の川魚料理屋に流れているのかも知れませんね(ウソ)
鰻はやっぱり浜松ですか?京都や大阪が多いのは分らないでもないですが、大津が3位ってのは意外ですよね。
やはり逢坂山にある日本一のうなぎの「かねよ」の販売量が図抜けているのでしょうか?(笑)
埼玉の鰻も不思議ですね。もしかしたら地元の人はあまり食べないのかも。
香港のお客の話、こういう話は結構ありましてね。
話がどうしても長くなるのでなかなか文章に出来ませんが、また機会があれば別の話を
りうさんも酷い目にあったことがあるのですね
2014年11月02日 15:50
こんにちは。
滅多にないことですが(笑)我が家も鰻を食べるときは
蓮田の「魚庄」にいきます。
白岡にもありましたよね。
あのあたりは川魚料理屋さんが多いから
法事などでも使います。送迎バスがきてくれるし。
と、話がそれましたが
鰻大好き!!高くてあまり食べられないのが
残念なのです。
2014年11月02日 16:26
ぽりんさんも鰻は「魚庄」でしたか
りうさんによると埼玉県人はあまり鰻は食べないんですって(@_@)
ああ、送迎バスありますよね。法事なんかの団体客も受け付けているのですね。
川魚屋さんはいいですよねぇ。鯉こくとか鯰の天婦羅とか、また食べてみたいです。
鰻も最近高くなりましたが、ぽりんさんの場合は栗をうれば