「本家尾張屋」の浅漬けせいろ♪

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「やんごとなき御方より召されて、山鳥の尾張の国より都にまいりしは、室町時代花の御所の時なりと家譜に伝える本家尾張屋」と尾張屋のHPにありました。驚くべきことに応仁の乱の始まる前年に菓子司として

始まった「尾張屋」の550年に喃々とする長い歴史。

しかし失敬なことにこれまでの僕の印象の中の「尾張屋」は

盆暮れの戴きものとして我が家に届く「乾麺屋」さんでありました

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そんなことなので、一度もお店に行ったことはなかったのだけど、

最近そば待ちの間に読んだ「京の蕎麦屋」という冊子に

「本家尾張屋」の紹介記事が載っていたので、

一子相伝の蕎麦とはどんなものかを確かめようと

わざわざ二条車屋町の本店までやって来ました。

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早く着き過ぎたので店の前に据えられた床几に座って時間を潰します。

定刻前に玄関先に出て来た料理人姿のおやじさんが

店の前の道路の落ち葉を拾うと、ジロッと僕を一瞥して

店内に戻って行きました。

如何にも京都らしい一見に対する対応を垣間見たようで

些か感じ悪かったです。

定刻になると店内に入って行って、

靴を脱ぐのが面倒なので、座敷ではなく椅子席を所望して席に着きました。

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さて、何を食べようかな?

お蕎麦の味は長年貰い物を食べ続けと来て既に熟知しているので

出来るだけ旬なものをと考えて

ちょっと珍しい「京野菜の浅漬けせいろ」を選びました。

浅漬けは茄子・胡瓜・茗荷・大葉の4種類。

わざわざ京野菜と銘打つほどのものでもないかも知れません。

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浅漬けの入ったつゆ鉢に蕎麦つゆを注いで

おもむろに十割蕎麦を浸すと、

浅漬けと一緒にお箸で摘んで食べました。

まあ、風趣はあるけど普通の味と言うか...

所謂想定内の味でした。

しかし、こちらのお蕎麦は流石に安定した落ち着きを感じます。

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ついでと言ってはなんですが、お蕎麦1枚では物足りないので

お品書きの中から丼ものを見繕いました。

親子丼くらいにしておくべきところ

ちょっと見栄を張って海老天丼を追加したのが間違いの始まり。

天婦羅ものはやっぱり東京ですね。

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天丼に乗った海老が

これがまた京都独特の衣にベチャっと天つゆの掛かったもので

折角の海老天のカリッとした味わいが台無しの代物でした。

まあこれは好みの問題なので、

京風を美味しいと思う人をとやかく言うつもりはありません。

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そんなことなので、天丼は食べなきゃよかったと思いましたが、

取り敢えず戴きものでしか食べたことのない「尾張屋」のお蕎麦を

風格のある構えの本店で食べることが出来て満足しました。

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この記事へのコメント

こりす
2014年05月20日 04:53
応仁の乱?寛正6年??ひえ~~っっ札幌にいた頃は絶対信じられなかったのでなんとも思わなかったけど、最近漸く純粋に驚けるようになりました(笑)お店の床下でも掘り返して調査したらいろいろ出てくるのではないでしょうか♪京都すごいですなあ。京都の一見さん扱いは観光客の多い京都では意外な感じもしますが、まあ文化ですので観光客は良いですが、住んでる人はちょっと慣れませんね☆一見さんと観光客はまた違うのかしらん☆
2014年05月20日 05:24
浅漬け+つけつゆ・・この食べ方は、初めて知りました。
京都では一般的なのでしょうか?
商売しながらこのように古い建物を維持していくのは大変でしょうねぇ。
2014年05月20日 07:05
関東の田舎料理に京都にかなうものなしと思っていたのですが、天丼なら関東も勝てそう?(笑)
浅漬けとお蕎麦の組み合わせって初めて見ました~
2014年05月20日 07:33
こりすさん、やはり山口で大内様に触れてから信じられるようになりましたか?
京都は掘り返したら何が出て来るか分らないそうですよ
京都のお店では有難いはずの観光客を一見の中でも最低ランクに位置付けているから、それはもう慇懃無礼な別格扱いが普通です一見はそれよりは少しましかな
京都人の口と腹の中の違いはホント恐いものですよ
2014年05月20日 07:35
のほほんさん、僕も初めて食べました。
味的には大したものでもなかったけれど、まあ珍しいという意味では話のタネにはなりました。
確かに建物の維持は大変でしょうね。でも尾張屋は大きな商いしていますから。
2014年05月20日 07:39
みやさん、大仁田の葱江戸前のこはだ千葉の落花生、まだまだ京都に勝つものはありますよ(笑)
僕もこの組み合わせは初めて食べました。
食べ心地はどうもお茶漬け感覚でしたね。
2014年05月20日 10:42
料理人のその態度の時点で、店を変えようと思ってしまいそうです。行ったことがないので詳しくは分かりませんが、京都の一見さんお断りっていう文化がまだ根強く残ってそうで、どうにも苦手意識があります。

京都行った時は天丼は外すようにしときます(笑)
2014年05月20日 11:19
550年前にやんごとなき御方に召抱えられた菓子司もたいしたものだと思いますが、それが一子相伝で今まで続いているとうのが凄いです。
でも、その料理人さん、感じ悪いです。目が合ってしまったのなら、こんにちわくらい言うべきですよね。普通の一見さんでそれなら、観光客の一見さんはどんあつかいをされるのでしょう。
こういうのは、インターネットのレヴューに出てこないのですか。
2014年05月20日 12:04
ちしゃねんこさん、僕の場合そう言う血気盛んな時代は過ぎ去りました(笑)
一見さんお断りということではないのですが、京都の人は今の時代の子供と一緒で、知らない人に迂闊に話しかけちゃいけないという教育を受けて育っているのでしょう
天丼は外した方が良いですよ(^^)v
2014年05月20日 12:09
櫻弁当さん、こういうことはザラにありますから一々気にしていたら何も食べられません
恐らくこう言えお店の人達は軒先で目が合ったらお客が先に挨拶するものだと思っているのでしょうね。
恐らく初めて見る客は全部観光客だと思っているのでしょう。
本人も悪気がある訳じゃなくて、古来政権が度々変わったことが原因で他人に対して用心深くなっているという説もあるくらいです。
別にかばっている訳じゃないんですけどね
ルイ
2014年05月20日 19:05
浅漬けとお蕎麦の組み合わせは私も初めて
ですが、想像すると美味しいかも知れない
と思った私です・・(^^;
天丼は私もカリッとした方が好みです。
2014年05月20日 19:20
ルイさん、珍しく食べものの趣味が合いましたね
でも、そんなに美味しいものでもなかったのですよ。
ただ風流は感じることが出来ました♪
海老はやっぱりカリッと揚がったものに限りますよね(^_-)-☆
2014年05月20日 19:26
色艶の良いお蕎麦ですね♪
蕎麦で止めておけばヘルシーだなぁ~と思っていたのですが、やはり達さん♪ ダイナミックな海老天丼を追加しちゃいましたね(^^)
2014年05月20日 20:04
創業から500年余りというのは、すごいですねぇ!<(^∇^*)>
また、京野菜の浅漬けとせいろという組み合わせは、京風というのでしょうか^^
京都の一見さんに対するお店の方の態度は、ヽ( ´∇‘)ノは耐えれるかな?と思いながら読みました^^
天丼は、ほとんど食べることはありませんが、福岡でもほとんどペチャ~と衣がなっていますねw
ヽ( ´∇‘)ノの好み的には、カリッとなっている方がやはりいいですね^^
2014年05月20日 21:00
キャプテン、流石京都の老舗だけあって安定したお蕎麦でしたよ。
蕎麦だけでやめてしまえばもう一軒行くことになるので、移動の面倒を避けるために海老天丼で辛抱しておきました(*^^)v
2014年05月20日 21:06
夢さん、流石の僕も創業500年には驚きました。
やはりこれは京都ならではの組み合わせでしょうね。奈良漬けや野沢菜漬けではこうはいきません
こういう態度のお店は意外と多いのですよ。気にしていたらきりがないので僕は一切気にしないけど、初めての人は気分悪いと思うでしょうね。
天丼、博多辺りはピンと立っているイメージがありますが、やっぱりベチャっとしたのが多いですか?
2014年05月20日 21:53
京都らしさが伝わる記事ですね。
おやじさんの態度、浅漬け入りのつけ汁。
食べてみたいです。
「京の蕎麦屋」という冊子、読みたいですね。
京都のおそば屋さんに置いてあるんでしょうか?
実は、6月に計画していた広島出張の帰りに京都に降りてと目論んでいたのですが、出発予定の日に若い知人の結婚式に出ることになってスケジュールが狂い、諦めざるをえない状況です。
式は10月ですと言われていたのに、できちゃったみたいで。
まあ、しょうがないですね。
2014年05月20日 22:31
りうさん、確かにそうですね。
でも、それは彼らなりの流儀なので、だから悪い奴と言う訳でもないのですよ。
僕はどちらかというとそれを楽しんでいるところもありますね
こういう歴史のあるお店はやはり経験しておく方が良いです。
「京の蕎麦屋」はお蕎麦屋さんに置いてありました。
6月に予定を組んでおられたのですね。それは残念なことでしたね。
最近の若いのは結婚前にふしだらなことで困ったものです(笑)
またの機会を模索して戴ければと楽しみにしています
2014年05月20日 23:54
天丼は失敗…と仰るので
食べすぎたのかなぁと思いましたが
お好みではなかったんですね。
ちょっと入りにくそうな雰囲気の
お店のようですね。
観光地に一見さんお断りみたいなお店が
あっては困ります。
2014年05月21日 00:01
どらさん、僕の場合食べ過ぎということはあまりないのですよ
天丼の海老はやっぱりカリッと揚がったものが良いですよね。
今回のケースは一見さんお断りじゃないのですが、まあ京都の名の通ったお店は大体こんな雰囲気なので気にしないのが一番です(^^)v
2014年05月21日 21:36
こんばんは~♪
浅漬け+せいろとは珍しい組み合わせですね。
でも何故か食べて見たくなります。
海老天丼の海老はやはりカリッと揚がった
のが美味しいですね。
お店構えは風格があります(*^^)v
2014年05月21日 22:29
ミモザさん、こんばんは。
浅漬けせいろ、ミモザさん好みかも知れませんね。
そんなに美味しいものでもなかったですよ。
こういうものは風流を味わうのでしょうね。
お店は随分立派なものでした(^^)v
2014年05月21日 23:51
こんばんは。

浅漬けせいろ。美味しそうです。思ったほどではなかったと言っても多分私の舌はうならせそうです。
そういえば昔、戸隠に行った際にとても期待してお蕎麦を食べたのですが、期待が大きすぎたせいか思ったほどでなかったなという感想を持った経験があります。
海老の天ぷらは確かにカラッとしていた方が美味しく感じます。
2014年05月22日 00:12
ミイコさん、こんばんは。
僕の口が肥えているのがいけないのですが^^;浅漬けせいろは美味しいというよりも風流なお蕎麦でしたよ。
確かに期待すると期待が外れた時の落差は大きいですよね。
戸隠のお蕎麦も美味しいですが、やっぱりお店によるのでしょうね。
海老の天ぷらはカリッとしてなきゃいけませんよね。