逢阪山 鰻と鯉の 「かねよ」♪

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台風並みの所謂爆弾低気圧がやって来るという先週土曜日のこと。テレビで天気予報士が「不要不急の外出は控えるように」と何度も何度も繰り返して視聴者を脅しているのに腹を立てた私は、

突然不要不急のうなぎが食べたくなってしまい、

歳の離れた妹を誘って、逢坂山の「かねよ」まで、鰻を食べに出掛けました

歳の離れた妹の登場は随分久し振りです

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これほどの雨風が予測されているのだから予約は必要なかろうと、

予約なしで出掛けたところ、

あにはからんや、この時期の土日はてんてこ舞いの忙しさだそうで

座敷は全く空いておらず、小一時間待たされる羽目に陥りました

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名にしおう逢坂山辺りは小雨が降りしきっていたので、

車の中で部屋が空くのを待っていると、

30分ほど経って、仲居さんが席が空いたからと呼びに来てくれました。

こちらのお店は道路の反対側にテーブル席のレストランもあるのですが、

やはり広い庭に配した和風のコテージが並ぶお座敷を選ぶに限ります。

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窓の外に桜の大木が望める個室に案内されると、

先ずは桜茶が供されました。

そして待ちに待たされた注文の時間です。

コース料理もありますが、僕は結果的に高くついても単品主義者なので

仲居さんに、「極上の鰻まむし」と鯉のあらいと鯉こくと、

それから茶碗蒸しを単品で注文しました。

そしてデザートには桜と柚子のシャーベットを1つずつ♪

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さて、随分と待たされた挙句に、鯉のあらいと茶碗蒸しが運ばれて来ました。

この日はお葬式の後の初七日の団体客が入っているそうで、

そのせいで板場は大混乱とのことでした。

さてさて、鯉のあらいは酢味噌でいただきます

鯉の皮の湯引きも鯉の刺身も、しゃりしゃりコリコリとしていて

とても満足な味でした♪

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浦和の英子さんから「器も撮りなさいね」と常々諭されていたことを思い出して

茶碗蒸しの器を撮りました。 使いこなされた器の渋さが素敵です。

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肝心の茶碗蒸しには鰻と鶏の切り身、そしてユリ根が入っておりましたが、

出汁も上質で、

鶏肉も手を抜かずに質の良いものを使っていることが窺える出来栄えは

以前からとある理由でこのお店を小馬鹿にしていたことを

少し後悔してしまう程の美味しさでした。

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さて、更に器を撮りました♪

この湯飲み茶碗は一面に明治の初期と思われる逢坂山や琵琶湖畔、

そして茶店風の「かねよ」の店舗などが描かれています。

しかし皮肉なことに、

湯飲み茶碗は素敵なものでも、肝心のお茶は粗茶でした

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さて、ここで鰻重が運ばれて来たので、

仲居さんに「鯉こく」はどうなっているの?と穏やかに聞いてみると、

「この後でお持ちします」と言うことだったので、

順番が変だなぁとは思いましたが、

忙しいからだろうと好意的に解釈して待ちました。

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さて、「極上まむし」。

関西では鰻のことを“まむし”と言います。

そして、極上。

お品書きには確か、並、上、特上、極上の4段階のうな重がありました。

体裁屋の一面を持つ私は、例によって極上を注文しましたが、

極上と言っても3800円だから、そう大した鰻ではありません。

ボンボンビーの私でも普通に払える値段なのですが、

その代わり、お味の方も極上の割りにはボンボンビーなものでした。

恐らく東京は日本橋の「伊勢定」で極上を食べたら7000円くらいするでしょう。

   ↑ あくまでもイメージです。

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几帳面な一面をも併せ持つ私は、

鰻重に付いて来た肝吸いやお漬物も丁寧に写真に撮っておきました。

そうこうしながら、実は遅れている鯉こくを待っていたのですが

30分経っても運ばれて来る気配もありません。

歳の離れた妹が、インターフォンで聞いてみれば?と私を促しましたが、

人の好い一面を持つ私は、

「忙しいんだろう。別に急ぐ旅でもないし」と鷹揚なところを見せておりました。

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ところが、漸く現われた仲居さんは

どうしたことか、お盆にシャーベットを乗せているではありませんか

人格者の一面を持つ私も、さすがに驚いて

仲居さんに

「さっき、後で持って来ると言っていた鯉こくはどうなったの?」と尋ねました。

仲居さんは驚いて、注文シートを確認しておりましたが、

事ここに至ってはシャーベットの後で鯉こくを食べる訳にも行かないので、

仲居さんにキャンセルしてくれるように伝えました。

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するとどうでしょう?(@_@)

仲居さんがお勘定の際に「ご迷惑をお掛けしました」と言って

お土産用に売っているお漬物と昆布の煮物をお詫びの印にくれました。

そういうことなら許してあげましょう

そうそう、

写真では桜色がはっきり出ていない桜シャーベットも柚子シャーベットも

さっぱりとして美味しかったです。

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さて、私がこのお店を小馬鹿にしている原因の

店の入り口に置かれた「かねよ」の大きな看板。

かねよ本店の字の上に書いてある「日本一」の意味が

何回も訪れているのに、未だによく分りません。

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この記事へのコメント

2013年04月09日 00:23
こんばんは、鰻はときどき食べますが、鯉のあらい、、ごっつ上手そう(涙
達さんは、いつもいつも、いいことしてますね、、(ウラヤマシイ)
2013年04月09日 00:39
OTSUKYONさん、食べて来ました鯉のあらい♪
こちらの鯉のあらいは合格ですよ
まあ元気なうちにと思いまして(^_^)/
2013年04月09日 02:40
お店が一杯だったのは、たぶん皆、こういう日は空いているだろうと見越してきたのでしょう。(笑)
鯉の洗い、美味しそうですね。
でも、鯉こくのヘマは、プロフェッショナルではないです。日本一が泣きます。
日本一だったら、やっぱり味もサービスも、そうでなきゃですからね。だから、よく解らない日本一なんですね。
鰻は、特に季節はないものですか?
2013年04月09日 04:51
あらいに茶碗蒸し、美味しそうです。心なしか興味のないうなぎも美味しそうです(笑)おやっシャーベットは桜餅風じゃありませんか、美味しそう~♪鯉は食べたことないですね~、ニジマスはあるけど・・・って全然違いますね(笑)唐突に思い出したもので(確か帯広にお店が・・・)
2013年04月09日 06:33
不要不急のうなぎが食べたい方がまた随分といらしたようで…

鯉こくを忘れるとは日本一を名乗るには程遠い気がします。お味の方も達さんの評価を見る限り日本一とは…
2013年04月09日 06:39

天気予報のわりには風も雨もたいしたことはなくて何よりでしたね。
錦糸丼で有名な「かねよ」ですが、極上でも財布にやさしいですね。
たれがご飯全体にまぶしてあるから「まむし」なのかと思っていたから、ちょっとがっかり。
私が行く「かねよ」は京都店で、「錦糸丼」しか、食べたことがありません。
逢坂峠唯一の飲食店なんじゃ
2013年04月09日 07:15
櫻弁当さん、満席だったのは地方から来た観光客が、こんな日になるとは思わずに予約していたせいだと思います
鯉のあらいは独特の歯応えがあって僕は大好きです♪
鯉こくの件は一度確認しているだけに程度が悪いですね。
仰る通り、何が日本一なのか?イマイチ分りかねる所以です。
鰻は天然ものもありますが、基本的に養殖ですから年中出回っているんですよ
2013年04月09日 07:19
こりすさん、こころなしか興味の薄いうな重も極上と言われなければ充分美味しかったですよ
シャーベットには本物の塩味をつけた桜の葉っぱが付いていました♪
にじます?(@_@)
こりすさんがうら若き乙女の時代の思い出ですか?
2013年04月09日 07:22
ちしゃねんこさん、大方がこんな風雨の日になるとは知らずに予約した観光客の方でした。
日本一はお店の自己満足のシャレなんでしょうが、イマイチ分り難いのが気に障ります(笑)
2013年04月09日 07:26
のほほんさん、そうでしたね。あれで本気の風でも吹かれたら場所が場所だけに酷い目に遭っていたかも。
まむしって僕は鰻は蛇に似ているからだと思っていました。
今回もきんし丼を1つ注文しようかな?と思いましたが、やっぱり極上と思って踏みとどまりました。
やはりこちらは鰻よりも鯉が魅力ですね
2013年04月09日 07:38
久しぶりの年の離れた妹さんのお出ましが、嵐の日。こういう日でも賑わうお店は相当なものと、ずっと読み進んで、注文したものを忘れるなんて!と思いましたが、そのフォローはなかなかのものですね、。溜飲が下がる気がします(単純ですが~~)
極上で3800円?それは安いです。でも味もそれなりのものなら並みなんてどんな味になっているのか?と超ボンビーな私は思いました。
私がよく行く築地の鰻屋は並みで2600円です。
でも、値段の差は鰻の量だけなので、いつも並です
茶碗蒸しがとても丁寧に作られているようで、おいしそうですね。
2013年04月09日 08:11
エリザベスGさん、歳の離れた妹、久し振りの登場でしたこれからは不確定二人称として度々登場しますのでよろしく(*^^)v
このお店は京都と大津の市境という辺鄙な場所にあるのに、全国的に知られているようでして、観光客も随分多いのですよ。
日本一とか訳の分からないことを言わなければ、それなりに素敵なお店なのですが(笑)
鰻も最近値上がりしていますからね。以前の感覚で比較するのは難しくなっていますね。
そう考えると3800円の極上は3000円くらいなのかも知れません。大衆的な極上ですね♪
まあ、値段のことは兎も角として、改めて美味しいものは美味しいと感じることが出来たこの日の食事となりました
2013年04月09日 15:50
あー、昨夜来なくてよかった!!とトップの
鰻写真を見るやいなや思いました
え?お歳の離れた妹君がおられたのですか?
金田たつえの歌のようでもありまするー。
(↑妹さま すみません
鯉って食べたことがないのですがしゃりしゃり
コリコリしているのですね。
肝吸いに浮かんでいるのはジュンサイでしょうか?
鯉こくを忘れられたことはちょっとだけムッです
けどお詫びとして誠意を見せてくださったので
私も許してあげましょう(←私、何様です?
品物を頂いたから許したのではなく、その品に
「まかない」の文字があったからです。
従業員の賄いメニューだったものが美味しくて
評判になり、そのお店の看板メニューになったという話をボンボンビー社会で聞くことがありますから。
で、このまかない漬けと塩昆布のお味の程を
お訊きしたかったのですがおそらくお歳の離れた
妹君におあげになったのでしょうね。
日本一の文字の意味もわかりませんが看板として
この文字も文字色も品がないような・・・
(↑かねよさん すみません
2013年04月09日 19:19
鰻は実に美味しそうですが、鯉は美味しい
のでしょうか?私は一度だけ北海道を離れて
鯉のあらいと鯉こくを戴いた事がありますが
記憶がありません・・(^^;
2013年04月09日 20:06
テンプルさん、見た目合格の鰻でしょう?
歳の離れた妹は何人かいましてね
鯉は一度食べて見られるべきですよ。
中華料理の鯉の丸揚げも美味しいけれど、鯉の刺身はまた格別です♪
そう、鯉こくは酷い目に遭いました(o_o;
でも、誰にでも間違いはあるし、賄のお漬物も貰ったから、今回は特に許して水に流してあげました。
僕は食べてないから味は分らないけど、次に行った時また貰って来ますから
看板、確かに品がないですよね(笑)
2013年04月09日 20:08
ルイさん、鯉は鰻より美味しいですよ♪
一度食べたのに記憶がないということは、あまりお好きじゃなかったのですね。
もったいない
2013年04月09日 23:15
鯉こくは残念でしたね…
でもお詫びのお土産をいただけるお店なんて
ほとんどないと思います。
本当にうっかりだったんでしょうね。
桜のシャーベット、色はうすくても
何だか桜風味がするように見えます。
葉っぱのせいかな^^
2013年04月10日 00:08
どらさん、鯉を食べに来ることは滅多にないから、ホント残念でした。
そうですよね。誠意を感じる申し出でしたきっと忙しかったのでしょう。
桜のシャーベット、もっと濃いピンクだったけど、フラッシュを炊いたのかいけなかったんでしょうね。
葉っぱは本物の塩漬けの桜の葉でしたよ。
2013年04月10日 06:52
お早うございます♪
お料理も器も素晴らしいです。
鰻も好きですが鯉のあらいがとても
美味しそうで食べたくなります。
素敵なお庭を眺めながら良い時間を
過ごさせましたね!(^^)!
2013年04月10日 10:38
ミモザさんは鰻はダメだったのかしら?
今回は器も撮ってみましたよ
そうか、鰻は好きだったのですね^^;
鯉のあらい、これは好き好きだけど、僕的には美味しいことは請け合いです。
庭も広くて素敵ですしね。京都に来たら食事の穴場なのかも知れません♪
2013年04月10日 20:49
あまり福岡ではない組み合わせの、鯉と鰻の両立したお店って、京都では珍しくはないのでしょうか?
鯉こくは、残念でしたね~・・・。
ヽ( ´∇`)ノもたまには、こういうお店で庭を眺めながら、ゆっくり食事をしてみたいですね~♪
そういえば、何かわけがわからぬ日本一に最近悩まされていません?
2013年04月10日 21:12
夢さん、暖かい土地では鯉料理はあまり見掛けませんね。どちらかと言えば海のない県に多い料理です。
京都でも専門店はそう多くはないのですが。
夢さんの年代なら、まだ居酒屋をハシゴする元気がおありでしょう♪
お座敷は僕のように足腰が弱ってからでも遅くないですよ
そうですね(^^ゞそう言えば知らない間に「日本一」の看板を探しているのかも知れません(笑)
2013年04月11日 21:26
こちらも、石柳さんと同様、2年前の大津出張の際に台風のせいで行きそこねたお店です。
玉子焼きが乗ってるので有名なお店ですよね。
日本一と称してるというのは憶えてます。
鰻好きでもあるので、いつか訪問してみたいです。
2013年04月12日 08:52
りうさん、そうだったのですね。
こちらの玉子巻の乗った鰻重はきんし丼と言って、このお店の名物なのですよ。
一度行って見られるのも記念になると思いますよ♪